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風の盆

IMG_36009月1日、越中おわら風の盆を見に富山に行ってきました。
以前から行って見たかったという夫に同伴のバスツアーです。
昔ながらの街並みで、地元の老若男女による胡弓と三味線と高めの歌声にあわせてのそれはそれは素敵な踊りです。
その地域のいくつもの町内でそれぞれに繰り広げられるパフォーマンス。
近年奈良で定着したバサラ祭にも共通するものは感じました。
その町内の人々は、鎮守や家の前に思い思いに椅子を出したりして、町のはずれからやって来る踊りの一行を待ち、一団はやってきて、ゆっくり歩きながら聴かせ見せる。
そうか、そうなんですよね、日本の祭りは。
祭りがこの時期に「やってくる」。
そのことは決まっていて、踊り手や歌い手も、祭りを迎える側も粛々と準備をその時まで、心積もりやら、練習やら、必要品を揃えたりして準備をする。
やってくるものを迎えるのが日本の文化、日本人の心かと思います。
わたしも経営指針セミナーで目的、目標を曲がりなりにも設定しました。
設定したからには、祭りが「やってくる」ように、叶うのは間違いないことでしょう。
それは、どちらかというと「あそこに行く」「あの山の頂点にたどり着く」頑張りではなく、まして「追いつく」「追い越す」ことではなく、その日がやってくるまで、緻密に準備する、整えることにしたいと思います。
忘れないうちに付け加えておきたいこと。
それは、他人の設定、ムラなど集団の自分とは違う設定に飲み込まれそうな時には、そこには逆らわず、自分の設定を打ち立ててしまうこと。そしてそのことを細分化して自分や人がかかわりやすくして進めていく。
和の心を大事にしていきいと思います。

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