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ア・マ・テ・ラ・スについて

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ア・マ・テ・ラ・スについて、よくいただくご質問にお答えします。

なぜア・マ・テ・ラ・スという名前なのですか。
〇太陽エネルギーを利用する機器(現在は太陽光発電関連)の販売をメインの事業としていきたいという思いで開業しました。そのため誰もが知る太陽神のお名前の響きを使わせていただいています。現在は太陽光発電をメインに取り扱っていますが、将来的には太陽熱利用分野、たとえば太陽熱温水器などの取扱も考えております。
〇アマテラスとは太陽神であり、日本の総氏神のお名前であると同時に、森羅万象すべてを神とした古来神道の考えでは、あなたも神、わたしも神、わたしたち一人一人が主体的、自由自在な「アマテラス」であり、「アマテラス」として尊重され、自負すべきものと思っています。また、そのような世界であることが一番の望みであり、その実現ための自分なりの事業をしているという思いからの命名でもあります。
〇ア・マ・テ・ラ・スと一音ずつ中点で区切った表記にしているのは、5文字の1音1音に意味があるとも考えているからです。古代の「ヲシテ文字」としての5文字の意味は当方なりに解釈すると「ア」はビジョン、思い描き。「マ」はビジョン、思い描きのためのインプット。事業構築。関係づくり。「テ」はアウトプット。すなわち構築した事業の発信。普及と推進。「ラ」は市場ができた状態。コミュニティができた状態。「ス」は、そのような状態から、原点を忘れずにさらに発展して進んでいくこと。そのような順番、循環で進めていきたいという思いを込めています。
〇文字と文字の間に中点を入れることで、出会った方にこのホームページを検索していただきやすいようにしております。また、見つけていただきやすさを考えてあいうえお順、ABC順のトップとなる「ア」で始まる名前にしたいと思ったからです。

創業はいつですか。
アマテラスの屋号で開業届を出したのは2016年4月4日で、この時から販売・サービス提供活動を開始しました。
その前段階として2012年ごろより太陽光発電販売・施工事業者と協力関係を持って普及啓発活動、学習会活動を行っていました。
なぜ太陽光発電を取り扱っているのですか。
よく聞かれることですが、いつもすぐに答えらません。一言でいえば、
「いつの間にか太陽光発電にかかわっていた」「成り行きで事業として取り扱うようになった」
になります。
読んでいただければ幸い、ということで自問自答したことを記しておきます。
〇理由その1-1
地球に住んでいる者にとって、最も圧倒的な存在が太陽です。
地球も月も照らされて輝きますが、太陽は自ら熱と光を発し輝いています。
エコハウスづくりのワークショップで子どもたちにお話することですが、
太陽の大きさは地球のおよそ100倍。
ドッジボールやサッカーボールが太陽としたら地球はゴルフボールより少し小さいぐらいの小ささ。
太陽エネルギーすべての1時間分で地球1個分の1年間を賄えるエネルギーだそうです。
直接間接に太陽なくしては地球の何物も生きていけません。
どんな独裁者だろうが、闇の帝王だろうが太陽の力には到底及びません。
それでいて、誰もがその力を取り込むことができます。
よく電源構成の話で太陽光発電は夜は発電しないし、天候にもよるので不安定だと言われますが、
地球規模でみれば他の追随を許さない圧倒的なエネルギー源であり続けています。
私はよく人から「おだやか」「おっとり」と言われますが、自分自身に心の底から求めているのは太陽のような圧倒的な強さです。
なのでどんな形であれ「太陽の使者」でありたいと願っているのです。
〇理由その1-2
太陽は、この地球上で自分にとって圧倒的な存在(かけがえのない存在)の象徴でもあります。
次の詩は脳梗塞で倒れた義父を見に毎日病院通いをしていた1999年、当時小6の長女、小2の次女といる時間が短くなった時に作った詩です。
今も変わらぬ、かけがえのない人たちへの思いです。

「太陽」
あなたは わたしの 太陽ー。
いっつも いっつも
照らしてくれてる。
輝いてるわたしの横顔。
適度にあったかい わたしの背中。
もう慣れてるし、そう意識してるわけじゃない。
太陽が照らしてくれるのは、当たり前だしー。

わたしは あなたの 太陽ー。
いっつも いっつも 照らしてるんだよー。
まあ、雨の日や あんまりぶ厚い雲のある日は
しょーがないでしょ。
まだ、まだ 未熟な太陽なもんで、
照らしすぎて暑くしちゃったり、
弱すぎる光で あなたの心にまで
届かない時もあるわけだけどー。
太陽が照らすのは 当たり前なんだから、
これからもず~っと
あなたを照らしつづけるよ。
なんにもいわずに
ナチュラルな気持ちで
照らしつづけたいよー。

〇理由その2
太陽光発電というより、再生可能エネルギー。
再生可能エネルギーというよりエネルギー問題に子どもの頃から関心があったからです。
小学生だった1970年代、トイレットペーパーを買い占めようとする人でお店に行列ができているテレビ報道を見ていました。
石油の値段が上がったことで、トイレットペーパーなどの製品がつくられにくくなり、必要品が手に入りにくくなりそうという世の中のムードがそうさせていると、子どもながらにそう理解していました。
燃料として、また物をつくるのに必要なものである石油は船に乗って遠い遠い国から運ばれてくるらしい。
その値段が高くなったぐらいで、行列ができるようなパニックになるということは、もし石油を輸出してる国が「日本にあげる分はなくなったよ」「日本とはもめているからあげないよ」となったらどれほど日本中混乱することだろう、と思いました。
値段も上がったり下がったりで振り回されながら、遠い国から輸入しているのは、とっても危ないことなんじゃないか。
それなら何とかして燃料や原料を日本の中でつくったほうが良いのではないか。
そのように思った少女時代でした。エネルギーに関わる私の原点と言えます。
太陽光発電に関わる遠い理由になるかと思います。

〇理由その3
1970年代にもう一つ、印象に残るニュースがありました。それは琵琶湖に赤潮が発生したというもの。
当時私は京都に住んでおり、琵琶湖から飲み水をもらっている、と学校で習っていたので、何か切実で大変なことが起こっていると思ったのでした。
それから30年以上たち、「菜の花プロジェクト」というものに出合いました。
2004年のある日、新聞報道の「天ぷら油で車が走る」という見出しにくぎ付けになりました。
よくよく調べてみると、琵琶湖周辺の住民が、赤潮発生の原因となったといわれる合成洗剤から石鹸に使用を変えること、また廃油を湖に流さないように回収して石鹸をつくる「石鹸運動」がさらに発展し、廃油から軽油代替燃料を作る取り組みとなり、そしてそのような燃料の先進地ドイツでは、菜の花を大々的に栽培して、収穫した種からとれた油でバイオディーゼル燃料をつくる取り組みが行われていることに学んで、日本でも循環型社会の象徴として菜の花を咲かせて菜種油をつくる「菜の花プロジェクト」が滋賀から始まったというものです。
子どものころに報道されていた「琵琶湖に赤潮発生」のその後に、高揚した気持ちで再会したのです。
前述の「天ぷら油で車が走る」のサブ見出しとして「地域エネルギーの自立」とあり、さらにこのワードにくぎ付けになりました。
それからというもの、住んでいる奈良で菜の花プロジェクトに取り組む人たちに出会い、私も参加して今に至っています。
菜の花プロジェクトの本質は「地域エネルギーの自立」。また創始者の藤井絢子さんは「水俣」に学ばれたといいます。
何か小学生の時に感じた必要性、「自分たちの安全を守る」「自分の国でエネルギー調達する」の具体的な取り組みとして「菜の花プロジェクト」に夢中になりました。
「菜の花プロジェクト」も太陽光発電で自分たちの足元でエネルギー自給しよう、という思いに至ぅた大きな原点なのです。

〇理由その4
菜の花プロジェクトとその少し前からの人権のNPOでの活動がきっかけで環境問題に目覚め、その分野の様々な人やグループと出会っていきました。
中でもチェルノブイリ原発事故以降、子どもたちに放射能被ばくさせない、原発のない世の中を目指す活動をされている「奈良脱原発ネットワーク」の代表に出会い、原発の危険性について様々なことを学びました。
そして2011年3月、福島第一原発で危惧していた大事故が起こりました。
このことで、同じ日本の中でも遠いところで発電された電気を使うことには電気をつくる地域も供給される地域も両方に非常なリスクがあり、それは今まで住んでいたところに住めなくなるほどのことであることを目の当たりにして、世の中全体が究極には自分の家で、そうでなくても近場で電気をつくり、消費するということにならなければと痛感しました。
それが比較的容易である太陽光発電を普及させたいと思い、太陽光発電販売、施工事業者と一緒に普及活動を始めたのでした。

〇理由その5
太陽光発電が一般的に比較的設置が容易、と知ったのは、菜の花プロジェクトとの出会いの少しあとに、市民共同発電所という発電の在り方を知ったからです。
地元の奈良では「サークルおてんとさん」というグループが市民共同発電所の設置活動をされていて、私も3000円カンパして、わずかながら「設置メンバー」の一人になれました。このことから、再生可能エネルギーの中では、今のところ一番取り組みやすい発電方法、普及しやすい発電方法が太陽光発電だとの体感があるからなのも太陽光発電に関わる理由の一つです。