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自家発電のイラスト太陽光発電など自分のところで電気をつくる「創エネ」、電気をためておく「蓄エネ」、使う電気の量を減らす「省エネ」の3つが同時にできれば、こと電気に関して、災害時に強く、世界情勢の変化にも負けない住まい、職場にできるな!、とこれまでの自らの経験や様々な事例を見て実感しています。
停電した時のために、石油由来の燃料をつかう自家発電装置を設置しておくことや、蓄電池を買っておくのも備蓄、ということではあったほうが良いと思うのですが、再生可能エネルギーの量を少しでも増やして世の中全体のエネルギー安全保障に貢献するためにも、日頃と非常時の両方の充実と安心(フェーズフリー)のためにも、できれば太陽光発電などで電気を作り、それを蓄電池にためて、住まいや仕事の電源に使うという「電気の自給」ができることを、ア・マ・テ・ラ・スではお勧めしています。
それは何も建物まるごと、まるっと完全に自給自足、ということでなくても良いのです。
ア・マ・テ・ラ・スは小さな「まちの事業所」です。使っている「太陽光発電システム」もミニサイズ。自宅兼オフィスでは朝、洗濯物を干すときにベランダで発電開始、また午後からは西側にある玄関先で発電開始、線でつながれた蓄電池に“収穫”した電気をためていきます。たまった電気はオフィスルームのパソコン、TEL&FAX、モデムなどオフィス機器一式に利用しています。電気の「自給」は建物のほんの一部ですが、それでも停電時には、通信や照明、家族やご近所中のスマホの充電など、最低限の電源として威力を発揮することと思います。

japan_amaterasu_oomikami「お日様と暮らす」小さなエネルギー自給を応援するア・マ・テ・ラ・スからのお勧め(お取扱範囲)は・・・。
第1に、すべてのご家庭、事業所に対して、このようなポータブルな機器によるマイ電源ルームをお勧めします。
ソーラー付きポータブル電源(蓄電池)については、ポータブル電源で詳しくご説明、web販売はこちらShopです。
第2のお勧めはオフグリッド(自家発電)小屋です。これは今ある倉庫や、これから建てるサテライトオフィスや休憩室などの「小屋」で電力の自給自足をするものです。
また、山間部など電線が届いてない地区の建物への電気使用を可能にするシステムです。
電気自動車第3のお勧めはV2H(EV車活用)です。電気自動車に太陽光発電の電気を充電、また停電時には電気自動車から建物に給電、という電気自動車での双方向の電気のやりとりができる機器の設置です。電気自動車への給電はコンセントやEV車用給電機でも可能ですが、ア・マ・テ・ラ・スでは、太陽光発電とセットをお勧めしています。
第4のお勧めは、農作とのコラボ、営農型(ソーラーシェアリング)です。田んぼや畑、果樹園の上に太陽光発電を設置、売電したり、農業用電力に自家消費したりできます。昔話「笠地蔵」のおじいさんを思い出してください。町へ食べ物とともに薪も売りに行きました。つまり、農業地帯では食べ物も、エネルギーもつくって売っていたのです。また自給自足もしていました。食とエネルギーの供給と自給をする「古き良き最先端」です。
ここまでが「創エネ」「蓄エネ」のお勧め。では、「省エネ」の取り組みにはどんなことがあるでしょうか。身近な節電につながる工夫はたくさんあると思います。その中でも特にどんな建物であっても夏涼しく(風通し)、冬に暖かく過ごす(断熱性)ために重要なのが窓です。
省エネ文字ということで、第5のお勧めは窓対策(二重窓)です。今ある建物にも比較的工事がしやすく、劇的に断熱性がアップするのが内窓(二重窓)の設置、高断熱窓ガラスへの変更です。(そこまではとてもできない、という窓にも誰でもできるちょっとした工夫はこちら→安上がり省エネ防寒窓
そして最後に第6のお勧めは雨水利用です。一見、省エネ、節電につながらないように思いますが、そうでもありません。ありがたいことに、日本では通常、蛇口をひねればいつでもどこでも、きれいな水が出てきます。これは浄水場があるおかげといえます。この水をきれいにして私たちに供給してくれる浄水装置は電気で動いているので、ひとたび停電になると、電動ポンプなどの機器が動かなくなることで断水が起こります。また落雷や地震による破損・故障で供給不能になることは電気と同じです。大震災時には、水洗トイレの水が出なくなり、大変難儀したということです。そんな非常時のためにも、少しでも公共の浄水場の節電に貢献するためにも大なり小なりタンクを設置して雨水をためておくことは大事だと考えています。また、ためた雨水で夏場にプレハブなど熱くなりやすい屋根を冷やす装置の設置という「省エネ」も可能になります。