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雨水利用

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mizu_junkan雨も太陽と同じく天の恵み。その雨水について、まずテーマである「省エネ」に貢献するようなニッチな利用例をご紹介します。次に私が影響を受けた「雨水利用」の師匠の取り組みについてご紹介します。そして最後に雨水利用について、私が最も強く思うところを記させていただきます。



雨水の省エネ的な利用例
IMG_2280IMG_6988関西施設(奈良県三宅町)では、事務所建物の側面に雨水タンクを設置されています。パイプで集めた水がタンクに入る仕組みです。さほど大きいものではありません。家庭でも手の届きそうなサイズですが、断水した時には少しでもご近所のお役に立てたらいいな、という思いもあって設置されています。



IMG_6992IMG_6990夏はためた雨水をポンプアップ、日射で熱くなったプレハブの屋根をスプリンクラーで噴水して冷却しています。冷却に使われた雨水はまた雨水タンクに戻る仕組みです。
比較でき工事が容易で、水道代がかからず、節電効果も高く、夏場に涼しく仕事をする環境づくりに貢献しながら、非常時の備えにもなっています。
雨水利用のプレハブ屋根冷却システムについての問合せ・見学希望などはこちら


雨水利用の先駆者
IMG_2074IMG_7099雨水利用について、ア・マ・テ・ラ・スが最も影響を受けたのは、堺市在住の街の発明家、米道綱夫氏。ご自宅の外付け階段裏やベランダなどに大型の雨水タンクを設置されています。その使い方は花の水やりレベルではありません。氏には、太陽光発電など再生可能エネルギー関係のことも多々ご教示いただき、大変尊敬しています。



IMG_2064IMG_2060氏とは、環境活動の会合で知り合い、その後パソコン関係のサポートをさせていただくという関係です。お宅にお邪魔すると、コーヒーをごちそうになるのですが、使われるのはなんと雨水! 沸かすとはいえ、なぜ雨水でお茶が飲めるかというと、雨水タンクには専用のフィルターが設置されていて、水がきれいだからです。そのフィルターは自作で、特許を取得されています。
そして、トイレの水にも使われています。



雨水利用で強く思うこと
toilet_gyouretsu災害などが原因で断水した時に、水で一番困るのはトイレ。飲み水がないのも死活問題ですが、それは比較的調達できるのかなと思います。けれど、トイレの水が流れないのは考えただけでも恐ろしいです。まず私は自宅兼オフィス裏に使っていないゴミ箱用のポリバケツに雨水をためています。断水した時に、少なくとも手動でトイレに水を流せるようにと備えているので一安心です。

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