本日 34 人 - 昨日 316 人 - 累計 427095 人

おついたち「正式参拝」

全国的に毎月1日は神社にお参りする方が多いのではないかと思いますが、
大神神社の「おついたち」は特に有名です。
10年ほど前、当時この地にお住まいだった方に誘っていただいて初めて参拝して以来、
毎月1日にお参りに来ることが習慣化していました。
そして2年前からご縁あって大神神社の近くに住まいしてからは
おついたち参拝なさるお知り合いを当方の自宅兼オフィスにお招きして
いただくご神水による粗食振る舞いをさせていただいてきました。
本日6月1日は仕事ででかけるため、久しぶりに自分が参拝させていただく
「おついたち」といたしました。
早朝より出勤時間まで時間をかけて参拝いたします。
夕方にお参りする日、本殿まではいかない日、お参りできない日などその日によってさまざまで、参拝順序等にその日に応じた短縮バージョンがあるわけですが、
今日はフルバージョンで参拝いたしました。
もとより、神道とはその人なりの作法はそれぞれである、というものだと思います。
わたしの考えでは大神神社へのお参りの順番はまず、大鳥居横にまします綱越神社の祓戸大神を参拝するのが正式ではないかと思います。
わたしにとりましては、大神神社への参拝の前に住まいに一番近くにまします氏神様「素戔嗚神社」に参拝します。
ねんごろな参拝ができる日はいつも氏神様からスタートです。
けれど、きょうはさらに。。年に何度できるかどうかの
フルバージョン参拝です。
それは、さらに坂道の上にまします平等寺へのお詣りから始めるということです。
平等寺は現在のご住職のご尽力で本堂など再建されましたが、歴史的にも神なる三輪山の
神羅万象の要の聖域がこちらではないかと思います。
そして、ご住職、副住職の大変徳のある僧としてのご実践への敬意を表するところから
はじめるのがわたしにとってのおついたちの「正式参拝」に思えます。
午前6時、ご住職が打たれる鐘の音を聴き、そしてありがたいことに本堂でのお勤めにもご一緒させていただきました。
お堂をお詣りし、お稲荷様をお参りして平等寺を後にして次は坂の上にある大神神社ご関係の
「大行事社」に参拝。
さらに上にまします竜神様やお滝、お社2社に参拝して坂を平等寺までもどり、
奥地にまします、こちらも大神神社のお子神様であられる「日向神社」に参拝。
さらに戻り下って、いつもの氏神様であり、大神神社の親神様であられる「素戔嗚神社」に参拝。
次にJRの踏切を越えて恵比須神社の2社に参拝。
そしてさらに大通近くまで行って、こちらで初めて大神神社への「正式参拝」のはじめとして
綱越神社にお参りします。
こちらで、祓戸大神に祝詞を奏上、社殿横の磐座様にも同様に祝詞を奏上、その場で三輪山や境内の木々に柏手を打ちご挨拶をします。
参道となる細い道を通り、いよいよ一の鳥居をくぐります。
(大鳥居ではありません)
そして踏切をまたぎながら参道を通り、二の鳥居へ。
お賽銭がなくなってしまい、露店の八百屋さんで買い物をして両替をしていただきました。
二の鳥居からの参道を歩くとやがて祓戸神社ましまし、列をなしてお参りの順番を待たれています。
わたしはフルバージョンとして綱越神社で祓戸大神に参拝しているのでこちらは一礼のみで通り過ぎ、手水舎の神杉様に柏手。
そしてようやく本殿に参拝いたしました。
その後本殿の斜め前の神杉様に参拝、右に行って再び手洗いの後、神宝神社に参拝。
そしてご神水をいただく狭井神社へと向かいます。
途中の少彦名大神様まします磐座神社に参拝。
狭井神社の鳥居をくぐって左手の池のイチキシマヒメ大神に参拝した後、
大神神社の荒御魂をおまつりする狭井神社の本殿に参拝。
そして奥の井戸でご神水をいただきます。
帰り道、祈祷殿の前の広場より高くまします太陽にいつもなら自宅ベランダより行う日拝、続いて山拝。
そして夫婦岩様に良縁祈願をして大神神社での「おついたち」参拝を終了いたしました。
長々と参拝順序の羅列となりましたが、自分の中での「正式参拝」の記録代わりに記しました。
平等寺ご住職のお手による鐘の音の動画をアップいたしました。
パワーがいただけると思いますのでご覧ください。

コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):