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百会とWiFi

2018年07月26日
IMG_2794土日のヘビーなセミナー受講のせいか、今週明け 月曜は、ものすごい疲れ、だるさがあったのに、翌日には体が軽くなってすっきり。
何が効いたかというと、ひとつはこれかな。ひとつぶのアリナミンがバカにならなかった可能性は濃厚。
それから最近始めた塩と日本酒 風呂。これもデトックス効果がウソではないようだとカラダが言ってます。
ところで、その塩入れを風呂に置き忘れて、中の塩が湿っぽくなってしまいました。
ここで思い出したのが、よく飲食店の各テーブルに置かれている塩の中に、乾燥剤として入れてあった米粒のこと。
IMG_2785早速 入れました。
そういえば神様にお供えするのは、左右にコメと塩。
この組み合わせには絶妙な何かがあり、そのことが、このような形で今に伝わっているのですね。
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それから実は20年以上前から続けている 変わった 元気取り戻し法をやったためでもあります。
それは、百会(ひゃくえ)というツボを時間の許す限り指先で押すこと。
それは頭のテッペン、私の場合はつむじ付近にあります。
押すと明らかに痛気持ち良い場所があります。
そのツボを押すと、まず頭の奥の方に伝わり、詰まりぎみの鼻が通り、ノドの疲れがほぐれ、肺がラクになり、お腹の弱ってたところが響くようにグリグリ〜と鳴りと気持ち良さが下へと伝わっていって何事かが回復していく感じです。
疲れ切っているとき、しんどさのピークの時にはツボを押しても何も感じず、やや持ち直したタイミングでツボを刺激すると反応して、一気に回復へとなだれ込む。
そういうサイクルを長いこと経験してきました。
百会はエネルギーの集まるところ、と書かれていて以前はあまり意味がわかりませんでしたが、今はアクセスポイントだと思っています。
百会を刺激して最初に感知するのが松果体で、インターネットにアクセスするWiFiのように「空」にアクセスしてリセットする、うまく繋がることなんだろうと思います。
ヨガを習われている知り合いが「チャクラを開く」ということを言われたので、このマイ秘法(珍法?)を打ち明けたら「ブログにアップしたり他の人に言ってみたら。いろんな反応が返ってくるかもしれないし」。
ということで初挙げさせていただきます。

IMG_2532IMG_25307月12日、大阪府泉南市にある山陽製紙株式会社様に、奈良県環境県民フォーラム資源活用分科会の皆さんと行ってきました。
建物上部にある看板。集合写真はこの看板の前で、というのがこの写真。IMG_2594
工場本体ではなく、我々のような見学者へのレクチャーや紙すき体験などで通されたり、グッズ販売しているお洒落な空間です。
IMG_2543こんな可愛いグッズいただきました。





わたしの感動ポイントはそこではなく(^ ^) どちらかというと工場本体のまずは入り口のこの看板。IMG_2565
立派な工場の割に簡素すぎますよ。これで会社の姿勢がいっぺんにわかった気がしました。会社名がはっきり分かればよく、見栄張ったものは要らず、中のもっと大事なものにお金をかけると。
IMG_2564ただし、こういう大事なアピールは看板と同じくらいの大きさで表示すると。





話は前後しますが、資源活用のメインテーマとは別にわたしにとって、この会社のワクワクポイントこれ。レクチャーでもしっかり取り上げて下さいました。IMG_2551
みんな電力と契約され、工場の電気は「水芭蕉発電所」からの供給。
従来の電力会社の時より今のほうが電気代は高くなっているそうです。
メーカーさんはコスト削減して当然なところ、あえての会社の姿勢とのこと。
わたしはその言葉を聞きにやってきたといっても良いぐらいなので、もうこれだけでも大満足なのですが。。
IMG_2568工場入ってからがとにかく圧倒され通し。製紙の機械や技術が感動ものなのは当然すぎて、膨大すぎて省略しますが、まずはこの「原材料置き場」。バージンのパルプとかじゃない100% 集まってくるいわゆる「紙ゴミ」。
このキレイでもなんでもなく、いろんな使い古し紙が混ざった塊。誇りの源泉なことがビンビン伝わってきます。
IMG_2572IMG_2574圧巻だったのは、排水対策。そびえ立つ排水処理施設。いかにこの部分に設備投資をされてるかが素人目にもわかります。川へはキレイな水にもどして流しているそうです。そのことも排水を見れば一目瞭然!
飲みたくなるぐらいのあまりのキレイさに、次の場所に移動するギリギリまで流れてくる水を眺めてました。IMG_2582






IMG_2592諸々省略して感動ポイントのラスト。ご案内いただいた社員、橋本さんの笑顔(^ ^)
終始わかりやすい説明でリードしていただき、紙すき体験も楽しませていただきました。

なぜ排水対策や新電力への切り替え、エコ商品開発などに取り組めるのか。
それは、10余年前に確立した経営理念にあるとのこと。この日はお姿がなかった社長ではなく、工場長や社員の橋本さんの口から語られました。
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、
環境に配慮した循環型社会に貢献します」
製紙は従来、水を汚すもの。環境汚染してきた事実から始まった発展性、持続可能性がありました。

いま、ちょうどわたしも同友会の経営指針セミナーを受講中で、経営理念がようやくできたところ。明日からの2講めでは、10年ビジョンを描きます。
宿題で書いた10年ビジョンには、山陽製紙様を見習って、自分の仕事の環境汚染部分を学ぶことも入れ込みました。
つまり、取り扱ってるもの 太陽光パネル、蓄電池、パソコンやタブレット。みんなみんなレアメタルを材料としているわけで、その資源を調達するところから環境汚染や人権侵害があるのかないのか、深く学び、そこで深刻な問題があるとしても、じゃあやめとこう、ではなく、山陽製紙様がキレイな水を川に返すように、何か解決法を多様なステークホルダーと考えていける仲間づくりをしたいと思います。

IMG_2241新型のスチームアイロンをいただきました。
ハンガーにかかったシャツなどをそのままの状態でなぞるようにすればシワ伸ばしができるものです。
消費電力はどんなものか、調査です。
表示通り、平均800wほどです。ただ、その大きさでの出力は底の鉄部分が熱くなるまでの短時間で、すぐに待機電力レベルの3wほどになります。
こちらは、以前からウチで使用しているアイロン。IMG_2240
こちらも計測してみたら、だいたい同じ推移です。電気をいれて熱くなるまでは800w-900wとドライヤーや掃除機並みに電気を使うのですが、熱くなるとすぐに電流がストップして安全性確保されるようです。
なので、アイロンがけの間のトータルの消費電力はそんなに大したことはないということです。
IMG_2243こちらもいただきもの。
知り合いの御宅の押入れの奥に眠ってた昭和なアイロン、電気ごて。
こちらはウラに表示の100wを少しだけ超えた数値。
今のアイロンの8分の1ということになりますが。。
熱くなってきてらかも、こちらがアイロンがけを終わってコンセントを抜くまで、変わりなく100w余のまま。
熱さが穏やかながら、アイロンがけの間の消費電力は今のと実はそれほど変わらないということになります。IMG_2242
そういえば、冒頭の 最新のスチームアイロンは形はレトロな電気ゴテ、復活ですね。
昭和な電気ゴテをいただいてきたのは、ナノ発電所のバッテリーでも使用可能な消費電力だからです。
使い勝手ですが、最新式のアイロンが形を真似ただけあって、侮れないなあ、というのが感想です。
シャツの角の方の細かい部分のシワも伸ばしやすいし、スチームはついてなくても、おだやかにシワが伸びていきます。
和服づくりやメンテナンスには欠かせないものだけれども、今でも製造していた、たった一社が廃業するので不便になる、とSNS投稿で知りました。
わたしも和裁のことは全くわかりませんが、バッテリーによる電気使用の視点から、なくなるのは残念だなと思います。

水集め

2018年07月10日
IMG_2519本日午前、水の収集。昨日だけで、バケツ一杯 ほぼ満タン貯まってました。
昨日の奈良市は日照時間が6.8時間の「晴れ」の日。夕立があって降水量が13mm。
丸1日JRが止まった記録的豪雨日の6日が133mで、ちょうど10分の1の降水量です。
ところが不思議なことに豪雨日にはさして貯まらず、水位はバケツの下方だったのに、短時間の夕立のみだった昨日は満タン。
(気象庁データに居住地の桜井市がないので、比較的天候が近い奈良市で毎日転記してます)
それだけ、夕立ちの土砂降りはパワフルということでしょうか。
バケツに貯まった水は大きなポリバケツに集約。IMG_2521
確かに雨水利用の先輩方が言われるとおり、貯まるのは早いですね。
もっとも先輩方は雨樋から水を集めており、このようにバケツに貯まった雨水を集めてるわけではないのですが、このやり方も誰でもできるハードルの低さが良いかと。
今年初挑戦のゴーヤや、小学校以来の朝顔などへの水やりには十分です。
そして非常時のトイレ用に貯めとけて安心です。
少量の塩を入れたり、炭を沈めたり。。ボウフラ対策あれこれやってみます。
水道水の供給が民営化の方向だそうで、そのリスクの部分を考えると、いずれは飲み水(沸かして飲む)にできるようにしたいとも思います。

IMG_2522お通りいただく龍神様に飲んでいただくため家の敷地の西北角に置いているお水も、日々のお下がりを貯めていきます。

IMG_4022今朝の食事。毎日変わらぬ粗食です。
外食もするし、数々のものありがたく賜り美味しくいただきますが、
一生涯、ベーシックにはこの食事で良いなと思ってます。
伊勢神宮で天照大御神が朝夕召し上がるお食事は、
水、塩、酒、米、鯛など魚、昆布、鰹節、果物、野菜。
この要素を我が家の粗食の中にもお酒以外全て取り入れています。
海の幸・魚、昆布、鰹節はダシ(魚は煮干しです)となって味噌汁に入ってます。
野菜も具だくさんにして味噌汁に。
漬物は野菜と塩。梅干は果物と塩。
ご飯はもちろんお米ですし、水はご飯にも味噌汁にもお茶にも。
お酒は包丁などの殺菌に使いますし、アルコールを飛ばした隠し味にも。
わたしは車を運転しないので(最近は自転車にも乗らないので)、朝からお神酒のお下がりをいただくこともあります。
かくして毎日、神宮の大御神と同質のお食事です^_^
ちなみにご飯は白米と玄米を半々炊いてます。
お茶は番茶、ドクダミ、タマネギの皮、それといただき物の桑の葉のブレンドです。
これが日本人の千年続いてきた、千年続くであろう食事です。
非常時に備えるものとしてもシンプルで良いかと思います。
などとしたためているうちに、宅配便にて桃を賜りました。IMG_4027
神さまと仏さまにお供えしてありがたくいただきます。
お日さまの恵みとそれぞれのお営みに感謝。
皆さまとわたしに豊かな出来事が訪れる未来に感謝。

竹垣に。。

2018年07月02日
IMG_2481昨日、6月30日は「広重展」を明日香村の万葉文化館に観にいきました。お江戸版旅行ガイド「東海道五十三次」の美しさに息をのみました。
今の雑誌やテレビやパンフレットより、よっぽど行ってみたい、見てみたいワクワク感がありました。
そこに描きこまれてないか、一枚一枚目を凝らして探したものがあります。
日本の風土に昔からとけこんでいるもの。
やはり何枚か、建物と一緒に描かれていました。
今でもたとえば、万葉文化館の庭にもこんな風に。
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そのあと「夏越の大祓」に参列した大神神社にて。
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そう、竹づかい。
まだまだ日本の中にあり続けてるとはいえ、一昔前に比べれば激減です。
最初、青々していて次第に茶色がかってきて、何年かしたら取り替えどきが来るという、どちらかというと手間隙かかるでしょうが、竹垣って良いなと思います。
この度の大阪の地震で、ブロック塀の犠牲になった子どもに誰もが心を痛めてると思います。
いっぽうで、里山保全にとって竹害と今や加害者扱いの竹。
需要がなくなり、勢いよく森を侵食していくというのです。
竹林は夢のある場所、それこそ地震の時には逃げ込む場所と認識さされなければ。
IMG_2449コンクリートブロック塀に代わって、竹垣の再普及を切望します。
そのほうが、きっとみんなが幸せ。
夏涼しく、冬は冷たい風を和らげる省エネ効果もあるはずなのです。
竹垣の繁盛するため何かできないか、考えたいと思ってます。

夏越の大祓

2018年07月01日
IMG_24836月30日、大神神社「夏越の大祓」に初参列いたしました。
15時開始の5分前に到着すると、既に多数の方々で三方が埋め尽くされていました。
「大祓詞」全文と、人形(ヒトガタ)が参列者全員にもれなく配られます。
大祓はわたしたち一般の人が気安く奏上できぬ畏れ多いもの。
祭事場は、やはり結界が張られており、「大祓を皆さまは黙読なさってください」とのこと。
宮司様は大祓奏上の前に、お供えものらしきものを受け取られ、すでに何か御物がある台に置かれます。
これが後の所作で何かがわかり、感服ひとしおになります。
さて、宮司様による大祓奏上という時、強く爽やかな風が舞い込んで来ました。
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神々のご反応です。大祓を宣る旨告げられる前文に、他の神官様たちが「おお」というご賛同の声を上げられます。
そして大祓本文のご奏上。荘厳な響きです。
不思議なことに、終わりごろにピタっと風が止みました。
そして、参列者一同、紙吹雪を体にかけ、気になるところをいただいたヒトガタでなでます。
そのヒトガタはもれなく回収されました。
IMG_2492そして、前では先ほど台に恭しく置かれたものを取り出し、中にあった紙が縦に細かく割かれていきます。
なるほど、大祓の中にある「数々を置いて、細かく割く」ことで罪穢れを祓う の実行をされるのです。まさに祓の真髄です。
そして、割いた紙と回収した我々のヒトガタを藁舟に全部入れて、川へと持って行かれる所作。
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これも大祓にあることの実行です。
そして、最後は列をなして全員が茅の輪をくぐらせていただきました。IMG_2223
畏れ多い大祓の御言葉は、こうなりたいとの思い描きや、問題の解決のためには、そのことを、自分にも周りにもわかるように、台に乗せるように明確に提示した上で、そのことを極限まで細分化していく。
そういう、個人レベルから国家、地球規模にいたる智恵であると、解釈してます。
そのことを永年途切れなく執り行っていただいている、そのような祭事に参列できて感無量です。
IMG_2225そして、大祓の式に忘れてはならない、大事な大事な祓戸の四神様。いつも参拝の最初と最後にご挨拶する四神の絶大なるお力に日々感謝申し上げ、この世界の生きとし生ける全てが神として出現しなおされるのが祭事の意味であったとの感慨を胸に心機一転、7月を迎えさせていただきます。