7月12日、大阪府泉南市にある山陽製紙株式会社様に、奈良県環境県民フォーラム資源活用分科会の皆さんと行ってきました。
建物上部にある看板。集合写真はこの看板の前で、というのがこの写真。
工場本体ではなく、我々のような見学者へのレクチャーや紙すき体験などで通されたり、グッズ販売しているお洒落な空間です。
こんな可愛いグッズいただきました。
わたしの感動ポイントはそこではなく(^ ^) どちらかというと工場本体のまずは入り口のこの看板。
立派な工場の割に簡素すぎますよ。これで会社の姿勢がいっぺんにわかった気がしました。会社名がはっきり分かればよく、見栄張ったものは要らず、中のもっと大事なものにお金をかけると。
ただし、こういう大事なアピールは看板と同じくらいの大きさで表示すると。
話は前後しますが、資源活用のメインテーマとは別にわたしにとって、この会社のワクワクポイントこれ。レクチャーでもしっかり取り上げて下さいました。
みんな電力と契約され、工場の電気は「水芭蕉発電所」からの供給。
従来の電力会社の時より今のほうが電気代は高くなっているそうです。
メーカーさんはコスト削減して当然なところ、あえての会社の姿勢とのこと。
わたしはその言葉を聞きにやってきたといっても良いぐらいなので、もうこれだけでも大満足なのですが。。
工場入ってからがとにかく圧倒され通し。製紙の機械や技術が感動ものなのは当然すぎて、膨大すぎて省略しますが、まずはこの「原材料置き場」。バージンのパルプとかじゃない100% 集まってくるいわゆる「紙ゴミ」。
このキレイでもなんでもなく、いろんな使い古し紙が混ざった塊。誇りの源泉なことがビンビン伝わってきます。
圧巻だったのは、排水対策。そびえ立つ排水処理施設。いかにこの部分に設備投資をされてるかが素人目にもわかります。川へはキレイな水にもどして流しているそうです。そのことも排水を見れば一目瞭然!
飲みたくなるぐらいのあまりのキレイさに、次の場所に移動するギリギリまで流れてくる水を眺めてました。
諸々省略して感動ポイントのラスト。ご案内いただいた社員、橋本さんの笑顔(^ ^)
終始わかりやすい説明でリードしていただき、紙すき体験も楽しませていただきました。
なぜ排水対策や新電力への切り替え、エコ商品開発などに取り組めるのか。
それは、10余年前に確立した経営理念にあるとのこと。この日はお姿がなかった社長ではなく、工場長や社員の橋本さんの口から語られました。
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、
環境に配慮した循環型社会に貢献します」
製紙は従来、水を汚すもの。環境汚染してきた事実から始まった発展性、持続可能性がありました。
いま、ちょうどわたしも同友会の経営指針セミナーを受講中で、経営理念がようやくできたところ。明日からの2講めでは、10年ビジョンを描きます。
宿題で書いた10年ビジョンには、山陽製紙様を見習って、自分の仕事の環境汚染部分を学ぶことも入れ込みました。
つまり、取り扱ってるもの 太陽光パネル、蓄電池、パソコンやタブレット。みんなみんなレアメタルを材料としているわけで、その資源を調達するところから環境汚染や人権侵害があるのかないのか、深く学び、そこで深刻な問題があるとしても、じゃあやめとこう、ではなく、山陽製紙様がキレイな水を川に返すように、何か解決法を多様なステークホルダーと考えていける仲間づくりをしたいと思います。
建物上部にある看板。集合写真はこの看板の前で、というのがこの写真。
工場本体ではなく、我々のような見学者へのレクチャーや紙すき体験などで通されたり、グッズ販売しているお洒落な空間です。
こんな可愛いグッズいただきました。
わたしの感動ポイントはそこではなく(^ ^) どちらかというと工場本体のまずは入り口のこの看板。
立派な工場の割に簡素すぎますよ。これで会社の姿勢がいっぺんにわかった気がしました。会社名がはっきり分かればよく、見栄張ったものは要らず、中のもっと大事なものにお金をかけると。
ただし、こういう大事なアピールは看板と同じくらいの大きさで表示すると。
話は前後しますが、資源活用のメインテーマとは別にわたしにとって、この会社のワクワクポイントこれ。レクチャーでもしっかり取り上げて下さいました。
みんな電力と契約され、工場の電気は「水芭蕉発電所」からの供給。
従来の電力会社の時より今のほうが電気代は高くなっているそうです。
メーカーさんはコスト削減して当然なところ、あえての会社の姿勢とのこと。
わたしはその言葉を聞きにやってきたといっても良いぐらいなので、もうこれだけでも大満足なのですが。。
工場入ってからがとにかく圧倒され通し。製紙の機械や技術が感動ものなのは当然すぎて、膨大すぎて省略しますが、まずはこの「原材料置き場」。バージンのパルプとかじゃない100% 集まってくるいわゆる「紙ゴミ」。
このキレイでもなんでもなく、いろんな使い古し紙が混ざった塊。誇りの源泉なことがビンビン伝わってきます。
圧巻だったのは、排水対策。そびえ立つ排水処理施設。いかにこの部分に設備投資をされてるかが素人目にもわかります。川へはキレイな水にもどして流しているそうです。そのことも排水を見れば一目瞭然!
飲みたくなるぐらいのあまりのキレイさに、次の場所に移動するギリギリまで流れてくる水を眺めてました。
諸々省略して感動ポイントのラスト。ご案内いただいた社員、橋本さんの笑顔(^ ^)
終始わかりやすい説明でリードしていただき、紙すき体験も楽しませていただきました。
なぜ排水対策や新電力への切り替え、エコ商品開発などに取り組めるのか。
それは、10余年前に確立した経営理念にあるとのこと。この日はお姿がなかった社長ではなく、工場長や社員の橋本さんの口から語られました。
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、
環境に配慮した循環型社会に貢献します」
製紙は従来、水を汚すもの。環境汚染してきた事実から始まった発展性、持続可能性がありました。
いま、ちょうどわたしも同友会の経営指針セミナーを受講中で、経営理念がようやくできたところ。明日からの2講めでは、10年ビジョンを描きます。
宿題で書いた10年ビジョンには、山陽製紙様を見習って、自分の仕事の環境汚染部分を学ぶことも入れ込みました。
つまり、取り扱ってるもの 太陽光パネル、蓄電池、パソコンやタブレット。みんなみんなレアメタルを材料としているわけで、その資源を調達するところから環境汚染や人権侵害があるのかないのか、深く学び、そこで深刻な問題があるとしても、じゃあやめとこう、ではなく、山陽製紙様がキレイな水を川に返すように、何か解決法を多様なステークホルダーと考えていける仲間づくりをしたいと思います。
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