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画像春を迎えてなお、コロナの状況が芳しくなく、だれもが感染リスクに向き合わざるを得なくなってきています。

そのような中、わたしが何かとあちらこちら動き回っている日常をご存じの方から、「コロナ感染症予防を充分に」といった大変ご心配いただいてのメッセージをいただいております。

そのお言葉の数々を受けて、マスク、手洗い消毒といったこと以上に、場面場面での感染リスクに気を付けるようになりました。

ご心配のメッセージをいただかなければ、もっと漫然と無頓着に過ごしてようにも思います。

本当にご心配いただき、ただただ感謝するばかりです。


わたしなりに、感染リスク軽減の最善は、こういうことではないかと思って行っていることを自分へのメモがてら、整理しておこうと思います。


わたしの住む奈良県はじめ全国的に県庁や病院でクラスターが発生したという報道が目立ちます。特に県庁でのクラスターには風当たりが強く、批判的なご意見が多いですが、わたしはどちらかというと同情的で、クラスター当事者の方々が不真面目であったとは思えません。県庁の方々を見ていて以前から危惧していたことではありますが、建物の構造的なことと、働き方、というか職場での過ごし方が人の健康のためには劣悪なのではないかと思えます。


毎日、天候にかかわらず太陽拝をしているわたしの体得していることで言いますと、新型コロナウイルスに限らず、感染から遠ざかる一番のことは、一言でいえば、太陽の光や熱を浴びることと、風の動きを感じることではないかと思います。


室内での感染リスク軽減のためには徹底的な換気が必要ですが、クラスターが発生したという公共施設は構造上、風通しがよくないのではないかと思います。東と西、北と南といった両側に窓や出入り口があって、風の通り道があるということが大事ですが、いわゆる「風通し」が良くないのだろうなと思います。そのような場所ではウイルスや、人の念といった目に見えないものでさえもその場で淀んで蔓延していってしまうということだと思うのです。


我が家では特に朝の時間、窓という窓、出入り口という出入り口はすべて開けて、暖簾がIMG_2461風になびくような風通しにしています。

特に日本家屋は構造的に風を通しやすいという利点があると思いますが、それが公共施設、ビルにあってはさわやかな風を吹きぬかせることがかなわないのだろうなと思います。


では、そのような風通しの悪い場所で1日の大半を過ごさなければならないとしたら、どのように感染リスクを下げればいいかといえば、一つには、定期的に休憩時間をとって、開けた窓辺で深呼吸、できれば太陽の光も浴びる。

そして、朝でかける前に時間が許す限り、日光浴をしておくことだと思います。

できれば庭やベランダなどに出てゆっくり太陽の光を浴び、風のそよぶのを感じてほしいのですが、駅のホームで電車を待っている間だけでも、建物の中に入る直前に太陽に向かって手をかざすだけでも良いので光と風を感じていただきたいと思います。

例えば病院の窓辺で深呼吸。重病に伏している方だとできないかもしれませんが、医療に従事されている方や、病院に長居される患者のご家族の方にその時間をもっていただくだけで、感染リスクはぐんと減る、ちょっとしたことだけれども、かなり効果があると思っています。