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皆既月食の夜に

2018年01月31日
IMG_2676皆既月食、美しかったですね。
iPhoneでもiPadでも写すことはできませんでしたので、時事通信配信画像をお借りしました。
肉眼ではバッチリ。赤い月の頃は真上に。
この瞬間、はるか真下にあるとてつもない絶大さの太陽を感じたのでした。
たかが地球1個で太陽の光を遮ることはできず、赤く照らされる月。
この太陽の圧倒的な強さ。これは、地球の1部であり、ということは太陽の1部であるわたしたち一人ひとりの絶大さであると、そのことを月末に、正念場の2月を迎えるにあたり再確認したいと思います。
以前にも読んだ記事が今日また目にとまり、再度シェアしました。アマゾンのアモンダワ族
最近は文明の影響を受けつつあるそうですが、時間という概念がない暮らしだそうです。
ここでまた思い出したのが神道の「中今」(なかいま)という考え方です。
一言でいえば、今しかない。今をいきる。ということ。
まさに時間がないので、アモンダワ族の暮らしに通ずる=実は人類共通の初期設定なんだと思います。
時間というものが出現するのは、他者と関係したとき。しようとするとき。
約束とか、日程決めとか、電車の到着時間とか、〆切とか、学校の時間割とか、作業工程とか。
それから、日の出から日没までの経過において。これは光合成をする都合で日の照り具合の刻々変化が生命と密接な関係があることに由来するもの。
太陽との関係から、生命維持に一定必要なものである、というのが時間の本質ではないでしょうか。
ワークライフバランスの講師として、それぞれの多様な時間割を考えるワークもやってきました。
それはそれで良かったかもしれませんが、そろそろ24時間、時間がある設定から降りたほうが良さそうです。
日の出から日没までが潜在的な基準として、労働時間、にも当てはまりますが、「時間がある」状態は1日(という区切りもないのが本来でしょうが)、せいぜい長くて8時間から12時間ぐらいで、あとの時間帯は「時間がない」状態で良い、というかそうするべきなんだと思います。
勤務時間など生命維持に何らか必要あって、8時間ぐらい「時間がある」
そのあとは「時間がない」
その時間がない状態に創造するもの、創造のもととなるものがあるのではないかと。。
わかりやすく言えば、だから夜は基本的には 時間を意識せずに過ごすことだと思います。
自分ひとりがじゃない、意識集合体である人類全体が 基本的には太陽の出ていない人生の2分の1から3分の2程度、「時間がない」ならば大きな創造の力がはたらく最強の地球(ほし)であり続けられるでしょう。
あなたとわたしのために、時間オフの確保を。

危機管理意識

2018年01月25日
IMG_25841月23日、予定通り「えねこや」講座、湯浅さんを東京都調布市からお迎えして無事開催いたしました。
湯浅さん自らの外観、内装ともおしゃれな1LDK電力自給オフィス「えねこや」の詳細をご説明いただき、7月から視察も含めて7回め、〆にふさわしい有意義な内容の講座にできて大満足です。
エネルギー自給の大前提としての省エネ性。建物の断熱性と通風性、遮光性と採光性 矛盾することも組み合わせと工夫、そして自然の取り入れで解決させる建築家としてのお話が大変勉強になりました。
その内容は今後、小出しにするとして^_^ 今回、1番感銘したことは湯浅さんの危機管理意識の高さが垣間見られたこと、だからこそ「えねこや」の提案となるのだ、と納得したことを記しておきます。

前日、東京は電車は止まるわ、バスは止まるわ、車は走れないわの、まさかの大雪。
交通に大影響が出始める前の昼間から、湯浅さんとしては明日、奈良に予定通り辿りつけるか気をもまれたことかと思います。
そこでナイスご判断。後から知ったことですが、前日の終電よりは少し早い時間帯には既に大阪に着いていただいていました。
前日入りもあの状況では微妙なところで、もしあと少しご決断が遅ければ 運転見合わせに遭って 足止めだったと思います。
そうなる前に動かれて、大阪にはスムーズに来られた。IMG_2596
このあたりが、設計の技術や知見以前にプロフェッショナルだし一流だなと改めて尊敬した次第。
お客さんや業界仲間に信頼されておられるのも、災害に強いまちづくりの思い描きからの「えねこや」提唱者ということにもこれで心から納得。
エネルギー自給のことというのは結局、個人の、家庭の、オフィスの、町内の、地域の、国家の、地球の危機管理のことではないか、それは非常時に備えるというより、非常時に強い日常づくりであるといえると思ってます。

IMG_2557今年度7月から 再エネ協同基金と共催で、現地視察の10月、11月以外は毎月1回、JR志都美駅前のビューティサロン「サロン・ド・ポプリ」志都美店の2階多目的室で開催させていただいています。
こちらのオーナーは吉野の天川村ご出身で、2号店となるこのお店は地元の木をふんだんに使った温もりのある空間、しかも優雅! ヘアだけでなく、ネイルやエステ、着付けと幅広く手がけられていますが、以外に男性客も来られてます。
2階の奥をスタッフミーティング、研修室などにつかわれるだけでなく、一般への貸し研修ルームとしても開放されています。IMG_2559
とにかく、駅前なのは車の運転をしないわたし自身助かる場所だし、従来の「エネルギー」講座のイメージでない講座にしたかったのと、香芝市という新興住宅地としてダントツの場所でやる意味があると思った、まさにうってつけのスペースでの講座が実現できてます。

さて、明日1月23日火曜14:00-、 こちらで東京都調布市でエネルギー自給ハウス「えねこや」を提唱、実際ご自身の事務所兼ご自宅をそのように建てて実践されている湯浅剛さんにお話いただきます。
一般社団法人「えねこや」
ソーラーで発電した電気は家の中にある蓄電池にためて自給、他にも家の寒暖を調節する仕組みや自然を活かす工夫で省エネに暮らす、太陽熱利用や雨水利用、ペレットストーブを含めたトータル自給、トータル自然な空間創造されてます。
IMG_2560ホームページに掲載の説明図の中で目を引いたのはこのコンセプト。
まず一軒がモデルになり、次第に「えねこや」が増えれば災害に強いまちづくりになる!という明確な思い描きです。
ここで大事なのは「増えれば」。全部がじゃなくて。
電線で繋がりあってる、電力会社の送電網で今まで通り、繋がりあってることも大事です。
けれど、いざ!という時のこと、まち全体の省エネ化のことを考えると、10軒に1件、「えねこや」なら心強くないでしょうか。
実はわたしも中古のコンテナハウス、ミニログハウスなど6畳スペースぐらいの事務主体のオフィスから始めるなら可能かな、と検討を進めています。
それなら、ナノ発電所をいくつかと、それより少しだけ大きめのソーラーパネルと蓄電池が1セットぐらいで可能と試算しています。
それに、トイレを雨水で。太陽熱でシャワーを。など実現可能です、きっと。
明日の湯浅さんのお話を大いに参考にしたいと思っています。
皆さんも、近未来のハウス像、聞きに来てください。
当日ご参加歓迎です。子連れOK。
参加費は千円。車は近隣の有料Pにご駐車お願いします!

古くて新しい仕事

2018年01月19日
今夜は親族5人で一杯やりながら、夜明かし。シャワーも浴びて、よもやま話に耳を傾けながらゆったりしています。
夫の叔母のお通夜を線香番しながら三重県名張市の葬祭場「紫蘭」で過ごしてます。IMG_2507
田舎の懇ろさで、ひと昔前は自宅で賄いしながら通夜。
それがだんだん無理になって来た頃、できた施設です。
故人宅での納棺も紫蘭の若いスタッフの手になり、「おくりびと」そのままのお見事さに、不幸ごとながら一同感動、どよめきの嵐でした。
順番の人生のお見送り。大事なことだけど、全て親族、近隣で行なってきたことをハード的にもソフト的にも取って代わって整えてくれる事業。
関わるみんなに心からの安堵感を与えてくれている。
古くて新しい仕事です。伝統を守る、人の思いを守っていくための仕事。
わたしも、そういう創造をしていきたいなと思います。

IMG_2502 今朝はJR金橋駅すぐの「カフェマフォン」からスタート。
京セラソーラー奈良南さんと一緒に非常時対策としての再エネ導入に対する意識調査4日目。
介護&福祉事業所にお邪魔して、ソーラー需要について聴いたことで今後気に留めておきたいと思ったこと2つ。
一つは、福祉施設で農業ご担当の方が、ビニールハウスでの空調管理の電源にソーラーつけたいと思われているとのこと。
農地にソーラーが並ぶことは賛成できない、けれど営農型なら思う方向性と一致するとのこと。また休耕田の草刈り対策としての土地貸し&ソーラー設置ということが結構あるとのこと。
草刈り対策 というのは菜の花プロジェクトで栽培場所を借りるときに、どうぞどうぞ使ってください、と地主さんに歓迎されることを思い出しました。
現状、現実的なこととして、みんなの幸せマックスになるよう考えていきたいことです。
アンケートにご協力いただいた皆さん 、ありがとうございました。

IMG_0757今夜のパソコン教室は、インターネットセキュリティについて。
パソコンにセキュリティ対策ソフトが入ってることは大事だが、それを機能させるためには、Windowsが定期的に行なっているアップデートもそれ以上に大事。
藤原さんより、建物に例えて説明。
XP時代、画面操作を邪魔するソフトの侵入やUSB内ののウイルス感染を無料のソフトがそれはそれは威力を発揮してくれました。
わたしが使っていたのはキングソフトのウイルス対策ソフト。
広告が常時表示されるのと同じくらい、ウイルス対策更新情報もひっきりなしで心強いガードマンでした。
けれど、今はWindowsディフェンダーが優れもので、最低限のガードはきっちりしてくるので、無料のセキュリティ対策ソフトを入れる意味はないとのこと。
そのWindowsディフェンダーは、他にウイルス対策ソフトが入ってれば動きません。
複数、対策ソフトが入っていると中で張り合って⁈パソコンの動作がおかしくなったりするからです。
ところが、他にセキュリティ対策ソフトが入っていなくてもディフェンダーが有効にならない時があります。
身内のwindow8のパソコンがそうでした。
誤解?されそうなソフトは全て削除、システムの復元という作業もやり、何度も有効ボタンを押し直すも有効にまらず。
ついにパソコンを購入時の状態にする初期化を行いました。
念のため、パソコンで作った文書類や画像類などのデータは初期化の前に全てバックアップをとりましたが、初期化後もパソコンの中でそれらは無傷で残っていました。
動画視聴ソフトなど、あとからダウンロードしたソフトなどは消えてしまってるのが不便かもしれませんが、同様の症状に悩んだ時におもいきって初期化をやってみてください。

西からの輝き

2018年01月16日
風邪を引いてしまったらしく、夕飯後は虚ろな体をホットカーペットの温さに救われながら横たえています。
風邪を引く=catch a cold 言い得て妙だなと思います。
全てのこと、発信か受信かどちらかではないか。
例えば呼吸の吸う=受信、はく=発信。
そして、何を受信し、何を発信するかが生きる意味ではないかと。
自分にとって喜び溢れる受信であり、喜び溢れる発信でこそ生きる意味ではないかと。
今からやっていきたいことを人に伝えるための企画書を書くつもりで帰宅したのに伏せってしまった。
その代わり大事なことに気づけたかもしれないです。
IMG_2500それにしても西に輝く夕陽が綺麗で。。。
何度となく記していますが、三輪駅にちょうど4時半ごろ降り立つと夕陽に照らされます。
まだ日没には少し早い高さのこの時、なんて力強く美しい輝きなんだろうと足を止めて見とれてしまってます。
三輪山は神体山であるのは、一身に太陽の光を浴びる地理条件なんだと思います。
どう考えても太陽と山とが何らかやりとりしているとしか見えない。
これはどういうことかと考えると、山とは、太陽の何かを受信しているアンテナ、基地局なのではないかと思います。
その受信した情報に基づいたことが様々な現象となり、我々の暮らしもあるのではないかと。
駅から降りて帰宅するまでの5分とかからない間にそう思い至りました。
けれどそれだけでは説明のつかない気がして、伏せながら思案の続きを先ほどまで。
受信、太陽光や太陽熱、太陽からのとてつもない力、膨大な情報を受信しているだけではなく、山が、地球が、我々が、わずかに発信しているのではないでしょうか。
太陽から受け取る量からしたら、本当に微量ながら 太陽を照らしているのではないかと。
そのことが微かに太陽の動きに影響を与え、そのことは太陽にとって取るに足らぬことでも、我々、地球自身にはとてつもないパワーで跳ね返っているのではないかと。
そういうことなら、諸々、説明がつく気がします。
この地球は太陽の熱や光を浴びるだけではない。
光や熱を放っている。
我々 各個体も、それぞれにどう熱と光を受信しながら、熱と光を放つか。
喜びに基づいた何かを受信し、発信する。
そのことを使命というのではないかと思います。

IMG_2443畜エネをテーマに京セラソーラー奈良南さんとコラボ。
1月14日(日)、 猿沢池近くのならまちセンターで「ecoキッズ」に出展。
洗濯機、冷蔵庫、テレビなど各家電の消費電力がどれぐらいか掲示、
それを見ながらいざ停電!となった時に蓄電池で丸一日使える、
合計500wになるよう家電を選んでもらうゲーム。
そして、ソーラー発電で動かす「昆虫バトル」。京セラソーラー奈良南さんの定番になってきました^_^IMG_2444
消費電力ゲームでは、炊飯器使うと他のものは使えないね。エアコン、ドライバー。。単独で1000w超えで到底無理。。。など親子で会話を弾ませながら停電時に使う家電を選んでもらいました。
どの子も結構、じっくり思案してくれてました。
500w以内であれば、これを選んだら正解、不正解はないのでそれぞれの必要性を独自に考えながら、日頃いかに電気を大量に使っているかを知ってもらえて、これからもいろんな場所に持っていけるワークショップだな、と自画自賛してIMG_2447おきます。
実際、学びをうまく誘導してくださったのは、わたしではなく、京セラソーラー奈良南の社員さんなのですが。。。
もちろん、ナノ発電所のミニソーラー&バッテリーも、実際、奈良ポイントをつける業務でタブレットやWi-Fiに使いながらPRしました^_^
実際、住宅に今回も展示した容量12kwの蓄電池を導入すると、停電して電力会社の電線を自動遮断して、蓄電池からのみの給電に切り替える場合に使う家電をあらかじめ決めておくことになります。
複数の家電合わせて500wぐらいだと500w✖︎24時間で1200w、つまり蓄電池容量の12kwになるという計算です。
本当はいっぱいいっぱい使わない方が良いのですが、冷蔵庫以外は実際には不使用の時間もあるので、だいたい合計400wー500wで想定しておくわけです。
こういうワークをしてみると、非常時の想定ではあっても、日頃から消費電力を抑えよう、電気でなくても動くものはそちらにシフトしていこう、ということを考えていくきっかけになるとは思います。
特にわたしのように、電気のつけっぱなしなど無駄の多い人には。。。

日本では電気を買うのと自分で作るのとが同等のコストと なる「グリッドパリティ」に到達済みと言われています。
IMG_2487
また家庭用電力も自由化時代を迎えて電気を選べる、という意識が少しずつ浸透していることと思います。
その事実と、非常時の備え、という観点から再生可能エネルギー の普及は蓄電池とセットにして呼びかけていきたいと思っています。
そのためには電気自動車との組み合わせや熱利用との組み合わせで高効率化を図るところまで展開したいですが、まずは導入可能なところから大なり小なり蓄電池を勧める者として、その必要性についての意識調査を、本日から訪問で行っています。来週23日の講座で中間報告したいと思っています。
公共施設、民間施設といろんな場所で聞いていく予定です。
ご協力よろしくお願いいたします。

消費電力調べ

2018年01月13日
IMG_2434明日の子ども向けイベント「ecoキッズ」ブースの準備で家電の消費電力を確認してました。
なるべく自給、非常時にもいける少電力生活、という価値からいうと最先端機器、複合機器が良いとはならなくなってきます。
非常時に煮炊きを電気でするって、この消費電力だとありえないな、と思いますが、家電の中には性能を落とせば プチ自給いけるのではないかと思うのもあります。
もし蓄電池使用で500wしか使えないとしたら、冷蔵庫は案外電気を食わないから、まず必須。その上で通信インフラや暑さ寒さしのぎのちょっとしたもの加えればいいのかな、など思い描けます。
プリンターは、印刷だけのインクジェップリンターなら50wぐらいでいけそうなので複合機より、いざという時使えて強いかも。
電話機もFAXつきだと待機電力や電話しようなら微量電力量で良いのでですが、FAXを使うとガツン!とヒトケタ上がります。IMG_2435
そのことから、非常時インフラとしては電話とネット回線の通信の方がスグレモノというのも覚えとこう。
洗濯機はやっぱりだいぶ電気使いますが、一つだけ低電力にできる方法が。
それが、昔懐かし、でも今でも電気屋さんに売ってる二層式に戻ること。
洗濯機は目覚ましく進化したわけですが、電力量を抑える観点からは二層式がエラい。
オフグリッド生活が叶いそうになったら、二層式に復古も検討のうちです。
メモがわり、何かの参考までに。

IMG_0748本日夕方、帰路の電車の中から見えた夕陽。
奈良盆地に住んでると、おてんとさんは山から上がり、山へと沈む毎日です。
少女時代住んでた京都も同じ。
だからかれこれ40年以上、山と太陽がセットな朝夕を生きてます。
それで、長年どう見ても山と太陽が距離を変えながら語り合ってる、呼びかけあってるとしか思えない。
。。。というか、わたしも山と一緒になって太陽に語りかけてるようにしか思ってこなかった。
。。。というか、山とわたしは一体なので山気持ち=自分の気持ち という方がしっくりくるかも。
それもそのはず、わたしも地球の一部だからね。
山と自分とか、雲と自分とか、目の前に広がる景色と自分の区別は実はついていない。
そしてそして、照る太陽と自分=地球の区別も実はなくて、輝いている、燃えてるのも宇宙の中の自分。
たまたま電車の中から見えた雲と山の間からのおてんとさんの照り具合とか、背後(東)の山の共に照らされてる気配とか、特に今日はいつも潜在的には認識してることを強烈に感じた喜びのひと時でした。
ソーラーの発電量の変化を計測してる時、それなり説明しがたい反応があるのも、太陽と自分が一体だから、だよ!!
そういう喜びが溢れ出るような感覚になる幸せな発電方法の一つがソーラーです。

IMG_2401今月はエネルギー関係でのイベント出展や講座開催、講師の予定など目白押しでただいま準備中です。
1月14日(日)11:00-16:00、奈良市 猿沢池近くのならまちセンターで「あつまれECOキッズ」 創エネ畜エネ についてゲームとクイズ
1月23日(火)14:00-16:00、香芝市 JR志都美駅前の「サロンドポプリ」2階で電気の自給オフィス&住宅「えねこや」のお話
1月27日(土)10:00-12:00 、橿原市 近鉄大和八木駅 徒歩10分の「コープ みみなし」で家電の消費電力を調べる省エネ講座
(いずれも当日参加いけます)
このような時、その内容づくりにいつもお知恵を拝借しているスーパーバイザー(と勝手に思っている)のが7月に講師をしていただいたプチオフグリッド実践者の中田宏さん。
本業が音響技術者なので、今年のアースデイ奈良のステージをソーラー発電音響にするべく相談にも乗っていただいてます。
ご自宅マンションの「ベランダ発電」で毎月概ね半自給されていて、電気代は毎月千円前後だそうです。
完全自給でなく、外部電源も引き込むライフスタイルは大事なことで、実はみんなのモデルになると思ってます。
今日お会いしていただいた時に、いろんな家電の消費電力の話題になり、「電話機って消費電力大したことない」ということの余談で「もし停電となっても、電話回線からの電気で電話が繋がるだろう。電話会社は非常時のための強力な自家発電装置を持ってるはずだから」と予想されてるとのこと。
このことは頭の片隅にメモしておいたら良さそうです。
そらそうですよね。電話会社は通信インフラ 供給者としての責任で停電時対応ができるようにしている。
それでいくと、飲食店はすべての人の生命線、食のインフラ 供給者なわけですから、非常時、最低限お湯だけは供給できるようにしておく。それは例えばファミリーレストランのドリンクバーが普段はオール電化だとすれば、お湯が沸かせるようにするための蓄電池を非常時用に用意しておく。またはカセットコンロなど熱源を用意しておく。先日経験したファミリーレストランでの停電時、実際に店員さんが困っていたので。
わたしは、パソコン教室の先生だから、パソコン、スマホ、Wi-Fiなど小通信機器の非常時電源のためにも「ナノ発電所」を使っています。
非常時に慌てて初めて使うのでなく、日常づかいもしておくことが大事かと思います。
電源なくても、熱源でも、 水でも なんでも良いかもしれないのですが、自分が日ごろお客さんや家族に供給しているものをそれぞれ非常時にもその時居合す程度の人数分ぐらい備えとける。
このことがそれぞれの相互自立ではないかなーと思うのです。IMG_2400
プチオフグリッドの師匠、中田さんも同じマンションの人から「停電になった時はお願いね」と頼りにされてるらしいです。
そういう意味で、まず自分の守備範囲のことでプチ自給、お互いにできたら安心だなと思います。
ちなみにわたしの事務所は自宅の一室。子ども時代からのピアノの上、フランス人形横が固定電話の設置場所です^_^
昔ほど固定電話の出番はないものの、大事なインフラには違いないです。

世界とつながる

2018年01月10日
IMG_0741今夜は年明けはじめてのパソコン教室でした。
通年の教室では例年、1月からはインターネットをメインにしています。
スカイプをしたり、Youtube視聴したり、ネットゲームしたり、色んなソフトをダウンロードしたり、メールの送受信したり。
結構リスクのあること、たくさんしてきました。
表計算ソフト、文書作成ソフト、画像加工ソフト。。。今まで手書きでやってたことをスピーディーにいろいろやれるわけですが、パソコンの1番の意味は通信性だと思ってます。
世界が一つになってる。世界と繋がってこそだと思います。
それで、今回はネット接続の今さらの基礎のご説明をしました。
と言っても、わたしはアシスタントでご説明は相棒先生ですが。。。IMG_0732
まず、無線に接続するところから。今までさんざんダウンロードやら、閲覧やら、インターネットは使ってきたのですが、セキュリティも含めてイチからの確認です。
当方は皆さんにご自分のノートパソコンをご持参いただいています。
インターネットを開けようとしてインターネットエクスプローラなどのブラウザをクリックすると、家では繋がるのにパソコン教室では「接続してません」となる。
これが案外わかりにくいところです。
画面右下にある、window7以前だと木琴の形のような電波マーク、windows8以降だと扇形の電波マークをクリックすると、パソコンがキャッチしている近くの無線を表示。その中から選んで接続ボタンを押す。オープンと表示されている無線はすぐフリーにつながり、セキュリティ保護ありの表示のものは暗号を入力して接続。
これで初めて家の外にパソコンを持って行ってインターネット接続する手順を理解していかれます。
IMG_0734行きつけのカフェで、旅先で、そこにある無線環境につなげる。または自分のスマホや持参したWiFiでつなげることに慣れていただけます。
オープンのWiFiだとラクにつながるありがたい存在、電車の時刻調べたり、お店を調べたりをスピーディーにするには便利だけど、セキュリティについて安全度が低いので、買い物など個人情報含む送受信などには、暗号入力後に使える方で接続する。などなど。
windows8以降なら、ネット接続したくない。してはいけない時は飛行機マークの機内モードを押す。
逆にあれ?繋がらない?の時は機内モードになっている可能性が高いので要確認です。
では、原因不明でなぜかインターネット接続できない時はどうしたら良いか。
これは、それこそ理由は説明し難いが 一旦切る、が1番です。
表示されている無線をいったん消す。WiFiをわざとオフ、無効にする。
いったん消した無線は再び表示されます。
手順は省きますがオフにしてから再びオンに。無効にしてから再び有効に。
それでもダメならパソコンの再起動です。
いったん無にする。0(ゼロ)にする。更にする。そうすると再び1(イチ)、有になる。出現する。
これは日本の伝統、神道はじめ○○道に通じることであり、太陽光発電の原理にも通じることです。
説明はし難いけれど、リセット、無に帰す、ゼロにすることに再出現、復活、再接続のポイントがあるようなのです。
一旦更になって、また明日も明後日も世界と繋がり一つになりましょう。
そうそう、イチバンのセキュリティ対策はアップデイトです。
パソコンは日本時間だと水曜日がアップデイトタイムになりやすいですが。。
わたしたち生身も日々更新し続ける存在でありたいものです。

再び、遅ればせながら視察リポートです。
昨年10月18日、初めて「琵琶湖環境メッセ」に行ってきました。
その中で一番注目したのは、なんといっても太陽光パネルのリサイクルの現在と近未来について。
多少なりとも太陽光発電に関係していると、普及に反対する声として「廃棄方法が確立されておらず、早晩ゴミの山になる」ということを言われます。
わたしもパネルのリサイクルはとても気になるところです。
昨年春、とても希望の持てるリポートに出会いました。
高橋真樹氏の「全国ご当地エネルギーリポート」2017年3月31日
(うまくリンクできません。「全国ご当地エネルギーリポート」で検索してみてください)

書いてあったことの概要は
・太陽光パネルのリサイクル技術は日本が最先端
・リサイクル工場の集積地、北九州市で株式会社新菱さんが研究、実証。
難易度の高いガラスセルの分離に成功、多種・大量処理技術を確立、
2018年度めどに事業化を目指す。
・課題は採算ベースに乗る回収量を確保する回収ルートづくり
というものでした。


IMG_0508さて、琵琶湖環境メッセでプレゼン、展示されていたのは岩手の事業者さんでした。
複数社からなる「廃ガラスリサイクル事業協同組合」さん。
なんとかプレゼンの最中に滑り込み、後半部分を聞きました。
青年が温かな岩手訛りで、センセーショナルな演出もなく淡々、シンプル、真面目な説明。質問にも背伸びしない確実な回答をされていました。
展示ブースでは年配のご担当者に聞き込み。ご説明によると
・回収した太陽光パネルの枠・ガラス・発電層などをスピーディーに分離、リサイクルする機械を製作した。
・リサイクル機械の値段は約6000万、必要スペースは機械設置場所に30坪、作業場所に20坪、置き場に50坪で大体100坪ぐらいの建屋。
・回収拠点は現在のところ岩手・宮城・茨城・広島の4箇所(全国に増やしていく)
・そこでの廃棄パネル受入金額、1パネル3000円程度(持ち込みの場合。輸送費別)IMG_0923
つまり、こちらの事業者さんが回収、リサイクル事業を手がけているのと、
機械を売るのの両方されているということです。
まだ関西に回収拠点がなく、探している(募集している?)とのこと。

大量廃棄時代になると予想される2030年代−2040年代に向けて、絶対に必要な事業ですが、やはりそれまでに回収量と回収ルートが課題、というか未知数なのです。

菜の花プロジェクトでも今、廃油を回収してバイオディーゼル燃料化ということが全国的に一定定着し、最近は熱利用もできる場所でのバイオディーゼル発電所ということを検討もしています。
そんな時にもやはり、回収量と回収ルート確立という課題がついて回るのです。

IMG_0927太陽光パネルについては、原材料は新規の資源はゼロ、全てリサイクル。という時代到来が理想、絶対そうなるべきなのですが、そこに行き着くまでの採算性をどうクリアするか。
例えば近畿圏というある程度の広域化と輸送のしやすさの両立が少なくとも大事になってくるでしょう。
奈良にも信頼できる廃棄物処理業者さんや運輸業者さんがいます。
奈良にも回収拠点がつくれないか。
関連すると思われる多業種で連携して検討する余地はあると思います。
結果、奈良でのリサイクル事業化は無理となっても構わないので、知恵を寄せ合い研究ができるよう、近々から働きかけを始めたいと思っています。

水をいただく

2018年01月08日
今日は1日遅れの七草粥をいただきました。
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結婚してから30年余、スーパーの七草パックのお世話になりながら作ってきました。
今回初めてなのはご神水で炊いたこと。
三輪に転居して半年。最近は毎日のように、狭井神社のご神水をいただきに上り、煮炊きやお茶に使わせていただいてます。
狭井神社は大神神社の北側にあり、大神の荒御魂をお祀りする御所。
そして三輪山への登山口があるところなのです。
そうしますと、大神神社本殿 というか御山は和御魂ということになりますので、
日頃のお力添えに心より御礼申し、国家や地球の安泰を願う御所。
そして荒御魂まします狭井神社で身辺のお願いごとをのべることにしています。
社殿の奥にご神水があり、その場で飲ませていただいたり、汲ませていただくことができます。
社務所で購入することもできます。

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そのようなありがたい御所で本日、思いきってやめた。。というか子どもの時に 戻したことがございます。
それは、手水舎での所作です。
本殿参拝前の手洗いどころでの作法として、柄杓をまず右手に持ち左手を洗い、次に左手に持ち替え右手を洗う。再度右手に持ち替え、左手の平で水を救い、口を清める。
多くの神社でそのように、文字や絵で教えていただいています。
つまり、柄杓に口を一切つけないのだと。
それである時から長年、そのようにしておりました。
(お水が淀んでいたり、凍っていたり、常時流れていない手水舎の場合は、このお清め作法を省略して参拝することも多々ありますが)
けれど、何年経っても未だに水を手に取って口をすすぐ作法がうまくいかないのです。
綺麗な所作ができる方は、それが見た目にも美しく正しいことは重々わかるのですが、うまくできないわたしの場合は神に礼を尽くす品格ある所作にはならず、これから参拝という大事な時に、自分の尊厳も損なわれる感覚に一瞬なってしまうのでした。
神様が近くにまします暮らしとなった今、左手、右手を洗った後、ほんの少し柄杓に口をつけ、口をすすぐ代わりに、ゴクリとはならないぐらいほんの少し、お水を飲ませていただきました。IMG_2380
そして少し念入りに柄杓を洗って戻しました。
柄杓に口をつけると、木独特の優しい感触が戻ってきました。
思えば、伏見稲荷大社近くに住まいしていた小学生の頃は、喉が乾くと友達と手水舎に行って、お水を柄杓に口をつけてゴクゴクと飲んでいたものです。
そういう風にいただくものではないかもしれません。
けれど、すすいで吐き捨てるよりも、ほんの少しいただくことの方が慎み深い日本の感性に合い、その方が水を神と敬う品格ある所作ではないかと思います。
素晴らしい木の文化にも肌で触れる機会でもありますし。
これから、参拝前の清め祓いの所作、そのようにしようと思っています。

IMG_1065すごく遅くなってしまったのですが、何日かに分けて、何件か昨年10月からの視察、主催講座などの報告をさせていただこうと思います。
10月24日、奈良県宇陀市大宇陀でソーラーシェアリングの視察会を行いました。(共催:再エネ協同基金)
ビッグな先進地としては千葉県匝瑳市が有名なので、当初、そちらにじっくりと視察旅行に行くつもりでした。
ところが一昨年、奈良県にも設置されているということで、その施工者を訪ねていきました。
いろいろ話を伺ううち、地元密着型事業者であること、土木技術が確かなこと、初期費用の回収期間を少しでも早められるようコストを下げるべく資材調達面などに努力を重ねていること、発電事業の採算性だけでなく、下で作る作物の採算性についても身をもって実証しているなど信頼できたので、何も遠方の先進地まで行く必要がなくなりました。
そして今年度の主催講座に視察を組み込んだのです。
施工者の日本環境電設・山本武也さんがレクチャーと現場案内。IMG_1064
敷地面積753平方メートルの畑に、トラクターの行き来が可能なように高く設置されたソーラーパネルは全部で192枚、48kw分。
一反に満たない広さで、せせこましい感じもさせず、概ね10軒分の電力を賄える電力量です。
実際、現場に立ってみると「この規模ってちょうどいいなー」と思えます。
心地よい田園風景は損なっていません。一反程度のよくある広さの畑の上に設置すれば、それなりに電力供給に貢献できる。
行った時は、とっくに暑い時期は過ぎていましたが、木陰に涼みに来たように、ほっとする感じがありました。
夏の作業は楽だろうな、と思います。
昔から旱(ひでり)で作物がアウトになり飢饉。。ということもあったわけですから、日を遮るから作物の上にソーラーはダメとはならないんじゃないかと思います。
この日はまだまだミョウガが採れるということで、参加の方も俄然テンションが上がってソーラーの下でしばしミョウガ探し。
IMG_1086その場に居た感じとしては、ソーラー下の畑はちょっとした 人が寄ってくる場所にもなるんじゃないか、というのが意外な発見。IMG_1133
覚えておきたいのは設置されたソーラーの角度。8月の屋根講座の講師、孫七瓦工業の清水さんも言われて居ましたが、ソーラーには近隣の方への「光害」という危惧があります。
そのような反射光の害がないように、傾斜角は10度で設置しているとのことでした。
ちなみに7月の講師 中田さんベランダの柵に設置、つまり90度です。太陽高度の低い冬場はこの角度がかえって発電量が多いとのこと。
ソーラーの角度は30度が最適の定説がどんどん覆りました。
IMG_1103わたしは、やっぱりソーラーシェアリングはカッコいいなと思います。
憧れてやみません。ほんとのところこちらも、ベランダ発電&蓄電同様に普及して当たり前なのではと思っています。理由が3つ。
一つは、今すでに日本でエネルギー自給率100%以上の自治体数は100を超えているそうです。1番は大分県九重町でなんと2000%以上。こにまま、まず人口が数百人、数千人の町村から100%以上が増え続けていってくれたら嬉しいなと思います。その下支えのベースにソーラーシェアリング、農村の10軒に10軒に軒、いや100軒に1軒でもいいからあったらいいなと思います。
もう一つは、桃太郎のおじいさんは山へ芝刈りに。笠地蔵のおじいさんは年末、町に薪を売りに行ったのではなかったでしたっけ。つまり、昔から農家は食料とエネルギーの両方を作っていたのだから、現代も農作物も電気も売って、それで初めて採算が取れても不思議ではないと思うのです。
それから、以前テレビのドキュメンタリーで見たのですが、南半球の島で昔、凄惨なことがあり、今では世帯数48。その電力はその島にある、大きいとはいえないたった一箇所の発電所(発電方法は不明です)で賄われているということでした。
それって日本でいえば町内会に一箇所、集会所レベルで発電所があるという規模ではないでしょうか。
送電網自体は全国や海外が一つにつながっていて良いと思いますが、発電所の規模はそれぐらい小規模分散型が理想の到達点ではないかと思えるのです。
そのことの実現方法の一つとして、ソーラーシェアリングが普及するのはみんながハッピーな繁栄ではないかと思います。
など、いろいろ夢膨らませました。
受け入れていただいた山本さんに改めて感謝します。IMG_1129



当たり前の風景

2018年01月06日
IMG_2310年末年始は実家の千葉県市川市で過ごしました。
奈良に帰ってからここ2、3日、関東方面で地震のニュースが入ってきます。
大事に至ってないのは有形無形の「やおよろずの神々」たちのご尽力の賜物、
心より御礼申し上げているところです。
このような日本であることを考えますと、わたしが日頃から「いつか当たり前になるだろう」と確信している光景がなるべく早くやってくれば良いなと思わずにはいられません。
それは、マンションのベランダ、一軒家の物干しに、持ち運び可能なソーラーと蓄電池が全世帯とはいかなくても、何軒かに一軒はある、という 平凡で当たり前の光景。
回覧板が回るベーシックな10軒ぐらいの隣近所さんで「ここだと○○さんのところに1セットあるから、いざという時の携帯充電やちょっとしたこと、まあどうにかなるだろう」というささやかな安心。
今、2018年1月現在、携帯ソーラー&バッテリーを晴れた日のベランダに出しているわたしは珍しい目で見られているだろうと思います。
でも、すでにわたしの中では、テレビや洗濯機のようにほとんど一家に1台とまではいかないにしても、どう考えても住宅や事業所に合って当たり前のものに。
ベランダにゴルフセットやペットの水槽、小さい子の遊具などがおいてあるぐらいには当たり前になるとしか近未来を思い描けなくなっています。
IMG_2022
なぜなら「洗濯物を干す、取り込む」と全く同じ動作で良いからです。
屋根にソーラーをつけることができなくても、それなら工事も不要で簡単にできることだから、非常時のインフラとして備えたい人に広がっていって当たり前だろうと思っています。
でも、そんな「当たり前」になる前段階として、1% そうなる ための働きかけをしたいと思ってます。
2017年現在、日本の総世帯数はざっくり5900万世帯。その1%の59万世帯にある世の中に。奈良県だと59万世帯なので、その1%、5900世帯備えてるように。
全国の事業所数が590万。その1%の大体6万事業所ぐらいが備えている。(小さい事業所が想定されます)、奈良県の事業所数は5万なので500事業所に備えがある。
それって割と当たり前だよねとなるように。
全国の基礎自治体数は約1700。当初、その1%でいい。全国で17の自治体が日頃から携帯ソーラー&バッテリーを業務に利用、いざという時にも通信インフラぐらいには使えるように。。。です。
そして、わたしが販売するのはそのさらに1% つまり1%のシェアとなれたら嬉しいなと思います。
まず、どんなに小さくても市場ができること。広がること。
また、この携帯ソーラー&バッテリーが、日常電気使用の何%担えているかといえば、大体1%程度なんじゃないかと踏んでいます。
IMG_0630そんな微量で何の意味があるの?と思われるかもしれませんが、停電になる。電気が来ないということは、1wも電気を使えないということ。その不安感、不便感は体と心に堪えるものです。
先日、たまたま飲食店にいる時に遭遇した1時間ほどの停電で痛感しました。
毎日0.001mmずつ、新しい「当たり前」を創造する喜びの中、生きていきたいなと思います。



天使の10則

2018年01月05日
IMG_2360なんだかんだしてて、また今夜も日付変わる直前に。。
ナノ発電所のバッテリーでパソコン用USB口のライトで照らし、充電中のタブレットでblog記してます。
昨日、ふとしたことから電通の「鬼10則」の話題になり、一昨年 、NPO活動として企業でパワハラ研修の講師を務めさせていただいた時に作った「天使の10則」を思い出したので、再アップしたいと思います。
当時は電通の若い社員さんが過労死されたことがしきりに報道されていました。
そこで、みんなハッピーになる働き方 を伝えられたらと思ったのです。
また、webで検索すると「裏10則」なるものもあり、それはそれで後ろ向きでハッピーじゃないなあと感じたのでそれに代わるものを示してみたいと思ったのです。
「鬼10則」は、要は主体的に仕事をしよう、ということでその骨になってることは間違ってないと思いますし、いま読んでも「そうそう、サービスとはそのようなものだよね」と納得もできます。
以前、軍国主義だった時期があり戦後、自由のひとつの形だよ、というモデルということだったかもしれません。
高度経済成長期、この文言で生産性も上がっていたのでしょう。
けれど小ロット多品種時代、目指すは持続可能な社会のいまだと、元の精神の何かしらを大事にしつつも、書き換えが要るんじゃないかと思います。
そうでないと今度は逆に平和が脅かされそうですし。
わたしも「鬼10則」を参考にさせていただいているわけですし、著作権がどうのはないと思うので、良かったら使ってください。
宇宙船地球号が幸せで溢れますように。


天使の10則
☆人や自分を幸せにするような仕事を、新しく作っていこう。そして、お願いした仕事をこなしてくれた人への感謝を忘れずに。

☆世の中の人がどんなことを望んでいるのか、困りごとは何か、幸せな未来に向けて先を読む力で働きかけていこう。

☆大きな仕事に取り組むこと歓迎。みんなのハッピーな笑顔を見るためのデカい夢を応援しよう。そしてその実現のためにも日々の小さな仕事を侮らず、力を合わせて少しずつ積み上げていくことを讃えあおう。

☆「そんなのムリ」「不可能だ」は、冒険が始まる合言葉。難しいことにチャレンジ、そのプロセスを楽しみ、分かち合い、そして進歩していこう。

☆一度取り組んだことは、途中で困難に出合っても簡単に諦めないで。必要があって始めたことだから、応援してくれる人はいるはず。周りの人に何か良い知恵はないか聴いてみよう。一方、状況は刻々変化している。熟慮の末の勇気ある撤退もまた良し。

☆自分の仕事の主導権は大小問わず、また自分の地位や立場は関係なく、自分にある。そのことを相互に尊重しあって、人のペースや周りの雑音に流されることなく、積極的にお互いの持てる力を出し合って助け助けられる関係を築いていこう。

☆計画を持とう。長期の計画を持っていれば、やろうとしてることが分かりやすくて賛同者が得やすいし、継続性と工夫と、たっぷりの休憩時間と、そして正しい努力と希望が生まれる。

☆自信を持とう。あなたには素晴らしい使命がある。みんなをハッピーにしIMG_2362てくれる存在だから、思いのまま、縦横無尽にやってみよう。

☆頭は常に全回転、八方に気を配ってサービス精神を発揮しよう。きょうもみんなが、あなたらしいパフォーマンスを楽しみに待っている。。

☆摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。意見の違いや新しいやり方を歓迎しよう。反対されたこともやってみて、良いとわかれば少しずつ取り入れてもらえるかもしれない。怖れるべきは分断されること。いろんなことを持ち寄って熟議して、本物の和を成して持続可能な社会をつくっていこう。


IMG_2351嬉しくて、たのしくて、ずっと書きたいと思ってて年明けになってしまいました。
通年で週に1回 行かせていただいているパソコン教室。
どちらかというとご年配が多い初心者向け教室で、4月からWordとExcelを中心に基礎をお伝えしていました。
その受講生のお一人が、ひと夏超えた頃に月に1回発行するようになった、Wordで作られた家族向け通信を見せてくださいました。
30人以上の教室で、「私は全くの初心者なので、ついていけるように、少しはできる方と分けて教えてほしい」とご要望だった方です。
遊びに来られるお孫さん向けに、在宅している日、予定の入っている日、どこか出かけた報告、また緊急のトピックス、季節に応じた話題とわかりやすいレイアウトで一目瞭然です。
Wordでできる機能を最大限使って、毎号少しずつレイアウトに小技を効かせて。。
わたしが同じように月に一度作れと宿題に出されたとしたら、果たしてできるかどうか。。。
このように、実際の暮らしに活かされている。形になっているのを拝見するのが一番嬉しく、ありがたいことです。IMG_2353
パソコン教室にこられる方は他の講座と掛け持ちだったり、何か特別なモノづくりや活動をされてる方、お商売されてる方、町内会のお役目されてる方などなどパワフルで学ぶ意欲の高い方が多いです。
難しいコンピュータではなく、誰もが簡単に、その人なりに使いこなすパーソナルコンピュータ教室として、今年も活発化させていきたいなと思っています。
受講生さんの何人かからいただいた年賀状。それぞれ全く違うもの、しかも目を見張る「作品」 ばかりで またまた嬉しくなりました。
後半ともなると、受講生さん同士で教え合っていただいている場面も多くなってきました。
パソコンはどんどん進化していき、ネット環境なども変化していきます。
だから年ごとにお伝えする内容も変化させて ジャスト今の状況をお伝えしつつ、教える、というよりは、自然な教え合いを活かせるような場づくりをしていきたいなと思っています。
IMG_2354ですので、今年は本来ありたい姿であるワークショップ形式をもっとふんだんに取り込み、このような「作品」は今まで以上にどんどん見せ合って「こんな風にできる」を共有し合うことを強化したいなと思ってます。

足ぬくぬく

2018年01月03日
今日は理容室の順番待ち待ちのため、食事処でコーヒーを飲みながら今月の大まかなスケジュール確認をしてました。
窓際の横並び席に座りましたが、掘りごたつ式で足がラク。
そして足元がヌクヌクと温かくて良い気持ちでした。IMG_2349
出るときに席を立ってから気づいたのですが、温かさの正体は床暖房ではなく、足元用のミニ電気カーペットでした。
座るときにチラッとコンセントが見えたのは、そういうことだったのか。
ミニ電気カーペットは、当方が販売している「ナノ発電所」の持ち運び蓄電池で使用できるアイテムです。
IMG_2347写真のように、1人用で27wの消費電力。ナノのスゴイバッテリーで半日使えます。
体育館ロビーでの受付業務などの時にミニ電気カーペットを持参、タブレットやWi-Fiなど通信環境と同時に蓄電池で電源をとっています。
コンセントが少なく、電気使用場所と離れている体育館や屋外の場合、通信環境に本当に助かりますし、暖を取るという贅沢も自前電源だと気兼ねなくできます。
実際、自分が重宝しているのですが、災害時など非常用に個々人がソーラーとの組み合わせの「ナノ発電所」を持っていれば安心なのと、自治体など公共機関や各施設が持ってれば通信インフラ&ちょっとした暑さ寒さしのぎに威力を発揮して、全体のために良いのではと思っているのです。
(夏は扇風機に使用可能)
今日は、家庭以外で使われていて、しかも温もりを提供してくれてる例に出会って、普及させるべきものとしての確信がより強くなりました。

IMG_2324帰りの夜行バス待ちはディズニーランド前でした。
夢の国の前でスーパームーンを見られたラッキ〜映像です^_^
IMG_2322

そんな画像と特に関係ありませんが、ご協力のお願いです。
万が一の災害時と、あ!しまった!充電切れ!のプチお困り状態時のため、
公衆電話設置箇所と、カフェなど充電用電源サービスありスポットの目撃情報を知らせ合う「通信インフラ掲示板」をア・マ・テ・ラ・スHPのトップに貼り付けました。

街角通信インフラ掲示板

当方が住まう奈良県情報で電源ありスポットと公衆電話設置箇所にざっくり分けましたが、困った時の通信手段スポットとして、他の都道府県や公衆電話と電源ありスポット以外でも 、みんなのお役立ち情報であればどんどん新規スレ立ち上げていただいて構いません。

「シラス国」 知らせ合える国は平和な国。
ご協力よろしくお願いいたします!



IMG_2294千葉県市川市の実家に帰省してまして、近くの工場地の海岸で初日の出をお迎えしました。
到着すると、すでに海岸にはたくさんの人が来られてて、お日さまが水平線に出切って 一面が真っ赤に燃える瞬間でした。
この瞬間の感慨、喜びを1年間 保ち続けたいなと思います。

最近 お気に入りの曲、初音ミクの「激唱」
激唱

歌詞はGAiA さん という方 のようですが、聴き取れないぐらい超高速な部分
とても深くて心の底の方で感動が湧きあがります。

「永久(とわ)を得るがために
現在(いま)に背き
裏切るくらいなら
歴史の波 飲まれるまで
現在(いま)を守り抜くと誓う」

「肯定の言葉は 現在(いま)を統(す)べる
翼 となる!」

「心と心の共鳴 織りなす 現在(イマ) だけの歌を
この声失う 最期のときまで
奇跡を描いて 響かせ続ける!」

共鳴したことに対しては、心の底から賛同する肯定の言葉溢れさせ
そうでないことは一旦受け止めた上でスルーして
自分自身の今を他の追随を許さない強さで生きる
自分を喜ばせながら、そのことで世の中に貢献する

そんな1年にします。

そして、今、ここで、最強の者として
(誰もがそれぞれ、最強の力 持つのですから)
望む未来を断言形で
あらゆる通信手段を使って発信し続けます。

宇宙船地球号の乗組員として。