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危機管理意識

画像1月23日、予定通り「えねこや」講座、湯浅さんを東京都調布市からお迎えして無事開催いたしました。
湯浅さん自らの外観、内装ともおしゃれな1LDK電力自給オフィス「えねこや」の詳細をご説明いただき、7月から視察も含めて7回め、〆にふさわしい有意義な内容の講座にできて大満足です。
エネルギー自給の大前提としての省エネ性。建物の断熱性と通風性、遮光性と採光性 矛盾することも組み合わせと工夫、そして自然の取り入れで解決させる建築家としてのお話が大変勉強になりました。
その内容は今後、小出しにするとして^_^ 今回、1番感銘したことは湯浅さんの危機管理意識の高さが垣間見られたこと、だからこそ「えねこや」の提案となるのだ、と納得したことを記しておきます。

前日、東京は電車は止まるわ、バスは止まるわ、車は走れないわの、まさかの大雪。
交通に大影響が出始める前の昼間から、湯浅さんとしては明日、奈良に予定通り辿りつけるか気をもまれたことかと思います。
そこでナイスご判断。後から知ったことですが、前日の終電よりは少し早い時間帯には既に大阪に着いていただいていました。
前日入りもあの状況では微妙なところで、もしあと少しご決断が遅ければ 運転見合わせに遭って 足止めだったと思います。
そうなる前に動かれて、大阪にはスムーズに来られた。IMG_2596
このあたりが、設計の技術や知見以前にプロフェッショナルだし一流だなと改めて尊敬した次第。
お客さんや業界仲間に信頼されておられるのも、災害に強いまちづくりの思い描きからの「えねこや」提唱者ということにもこれで心から納得。
エネルギー自給のことというのは結局、個人の、家庭の、オフィスの、町内の、地域の、国家の、地球の危機管理のことではないか、それは非常時に備えるというより、非常時に強い日常づくりであるといえると思ってます。

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