災害が起こり、停電時にはこのようにポータブル電源がスマホ充電スポットとして活躍することと思います。
さて、自宅などでインターネットができなくなった場合のスマホでの通信はどうするのか。
回線がやられていなければ、Wi-Fi機器などもポータブル電源に接続すれば通信が再開できますが、それができない場合はどうするか。
スマホの電源が入ってから、災害時の通信手段について、まとめてみましたので、日頃からご家族や知り合いとこのページを共有しておいていただければ幸いです。
(スマホの使用)
☆まずスマホでのWi-Fi接続方法確認
スマホ画面にある設定→Wi-FiでWi-Fiが写真のように「オフ」になっていたら「オン」にする。iPhoneの場合、右の写真のようにWi-Fiの文字の右側のレバーが緑色になっていればオンです。
緑で線を引いた英数字がSSIDというそこにあるWi-Fiの名前になります。
その中から、通常は自宅や施設の契約しているSSIDを選択して、次にぱパスコード(暗号)を入力してつなぎます。右側に写真のように鍵マークがあるものは、パスコード(暗号)を入れてつなげるものです。
鍵マークのないものがあれば、それはいわゆる「フリーWi-Fi」で、パスコード(暗号)なしでつなげられるものです。
日常的に提供されている「フリーWi-Fi」もありますが、災害時にだけ立ち上がる「フリーWi-Fi」もあります。
☆ファイブゼロジャパン
災害時に提供されるSSIDです。「00000JAPAN」という名前のSSIDが表示されます。フリーWi-Fiですので、選択するだけで、パスコードなしでつながります。
☆日常的なフリーWi-Fiスポット
カフェ、コンビニなど、災害時にWi-Fiが生きているかどうかわかりませんが、日常的にフリーでWi-Fiを提供しているスポットを知っておくといざというときに役に立つかもしれません。自治体や鉄道でフリーWi-Fiを提供しているところも多いです。
こちらのサイトがフリーWi-Fiスポット情報を提供してくださっています。
☆公衆電話
スマホで通信がダメな場合は、公衆電話に頼るしかありません。
全国の駅前の多くに公衆電話があるかと思いますが、NTTのこちらのサイトから東日本、西日本別に設置場所が検索できるようになっています。
災害時には公衆電話が無料になる旨も記載されています。
☆特設公衆電話
あらかじめ決められた場所(だいたいは公共施設)では、災害時にだけ提供される公衆電話があるようです。普段から近所のどこが「特設公衆電話」設置場所か調べておきたいですね。