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災害対策 出力範囲にご注意(ポータブル電源)

1月1日の大地震直後にポータブル電源をお持ちの皆様への注意事項を発信しました。

その中で

2.出力範囲以上の消費電力の家電に使うとショートしますので、ご注意ください。

(例:出力範囲300wの場合、1000Wの消費電力の電気ポットには使えません)

と記しましたことをもう少し詳しくお伝えしたいと思います。


出力範囲はどこにどのように記載しているか。

ア・マ・テ・ラ・スで販売している製品を例に見てみましょう。

BiUBLEの仕様

<ポータブル電源>

(本体仕様)に

AC出力:100V 300W 60Hz 正弦波

とある「300W」が出力範囲になります。


IMG_5059またSKP48ポータブル電源の背面には

出力 正弦波インバーター AC100V/60Hz/200W

と記載されている「200W」が出力範囲になります。













画像IMG_5063一方、家電が消費する電力の確認もその製品の裏面や、スイッチに記載があります。

例えばこちらの電気温風機であれば裏面に「定格消費電力1200W」と最大値が記載されています。

スイッチには温風の強さごとに1200W、1000W、600Wと記載されています。


つまりこのストーブの消費電力は小さい時でも600Wですので、上記の出力範囲300W、200W のものには使用できません。


災害対策として「電気ポット」に使えるかどうか、とよくご質問いただきます。電気ポットの消費電力は1000W~1200Wのものがほとんどで、残念ながら上記の製品では使えません。

この点、上記のようにお持ちのポータブル電源の出力範囲を確認し、また使いたい家電の消費電力も確認してください。




出力範囲が1000Wのポータブル電源であれば、電気ポットにも使えます。


(ア・マ・テ・ラ・スでの1000W出力のポータブル電源&ソーラーも近々取り扱う予定をしています)

IMG_4878




私は出力範囲120W、200W、300Wといったポータブル電源を使ってプチ自給ライフを実践してきました。


電気ポットそのようなポータブル電源では、残念ながらこの「すぐ沸いてすぐ冷める」小型の電気ポットも計測すると800W を要するので使えません。サイズが小さくても消費電力が小さいとは限らないのです。

IMG_5055電気ポットには使えない、という中考えたことは2点

1.お湯をわかすのに電気を使うのは適切ではない。日常もキャンプなどの非日常も、非常時も火で沸かすのが一番。

2.沸かした後も保温にずっと電気を使い続ける電気ポットではなく、ガスコンロでお湯を沸かした後は魔法瓶(昭和な響き!)にお湯を保存しよう。

ということです。

かくして日常も、いつ来客があっても良いように、御杖村の本宅では2つの魔法瓶を使っています。

このようなことから、災害にも強い「省エネライフ」を続けていきたいと思いますし、電気代も高騰しており、災害も心配な今、皆さんにもお勧めです。



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