6月30日、大神神社「夏越の大祓」に初参列いたしました。
15時開始の5分前に到着すると、既に多数の方々で三方が埋め尽くされていました。
「大祓詞」全文と、人形(ヒトガタ)が参列者全員にもれなく配られます。
大祓はわたしたち一般の人が気安く奏上できぬ畏れ多いもの。
祭事場は、やはり結界が張られており、「大祓を皆さまは黙読なさってください」とのこと。
宮司様は大祓奏上の前に、お供えものらしきものを受け取られ、すでに何か御物がある台に置かれます。
これが後の所作で何かがわかり、感服ひとしおになります。
さて、宮司様による大祓奏上という時、強く爽やかな風が舞い込んで来ました。
神々のご反応です。大祓を宣る旨告げられる前文に、他の神官様たちが「おお」というご賛同の声を上げられます。
そして大祓本文のご奏上。荘厳な響きです。
不思議なことに、終わりごろにピタっと風が止みました。
そして、参列者一同、紙吹雪を体にかけ、気になるところをいただいたヒトガタでなでます。
そのヒトガタはもれなく回収されました。
そして、前では先ほど台に恭しく置かれたものを取り出し、中にあった紙が縦に細かく割かれていきます。
なるほど、大祓の中にある「数々を置いて、細かく割く」ことで罪穢れを祓う の実行をされるのです。まさに祓の真髄です。
そして、割いた紙と回収した我々のヒトガタを藁舟に全部入れて、川へと持って行かれる所作。
これも大祓にあることの実行です。
そして、最後は列をなして全員が茅の輪をくぐらせていただきました。
畏れ多い大祓の御言葉は、こうなりたいとの思い描きや、問題の解決のためには、そのことを、自分にも周りにもわかるように、台に乗せるように明確に提示した上で、そのことを極限まで細分化していく。
そういう、個人レベルから国家、地球規模にいたる智恵であると、解釈してます。
そのことを永年途切れなく執り行っていただいている、そのような祭事に参列できて感無量です。
そして、大祓の式に忘れてはならない、大事な大事な祓戸の四神様。いつも参拝の最初と最後にご挨拶する四神の絶大なるお力に日々感謝申し上げ、この世界の生きとし生ける全てが神として出現しなおされるのが祭事の意味であったとの感慨を胸に心機一転、7月を迎えさせていただきます。
15時開始の5分前に到着すると、既に多数の方々で三方が埋め尽くされていました。
「大祓詞」全文と、人形(ヒトガタ)が参列者全員にもれなく配られます。
大祓はわたしたち一般の人が気安く奏上できぬ畏れ多いもの。
祭事場は、やはり結界が張られており、「大祓を皆さまは黙読なさってください」とのこと。
宮司様は大祓奏上の前に、お供えものらしきものを受け取られ、すでに何か御物がある台に置かれます。
これが後の所作で何かがわかり、感服ひとしおになります。
さて、宮司様による大祓奏上という時、強く爽やかな風が舞い込んで来ました。
神々のご反応です。大祓を宣る旨告げられる前文に、他の神官様たちが「おお」というご賛同の声を上げられます。
そして大祓本文のご奏上。荘厳な響きです。
不思議なことに、終わりごろにピタっと風が止みました。
そして、参列者一同、紙吹雪を体にかけ、気になるところをいただいたヒトガタでなでます。
そのヒトガタはもれなく回収されました。
そして、前では先ほど台に恭しく置かれたものを取り出し、中にあった紙が縦に細かく割かれていきます。
なるほど、大祓の中にある「数々を置いて、細かく割く」ことで罪穢れを祓う の実行をされるのです。まさに祓の真髄です。
そして、割いた紙と回収した我々のヒトガタを藁舟に全部入れて、川へと持って行かれる所作。
これも大祓にあることの実行です。
そして、最後は列をなして全員が茅の輪をくぐらせていただきました。
畏れ多い大祓の御言葉は、こうなりたいとの思い描きや、問題の解決のためには、そのことを、自分にも周りにもわかるように、台に乗せるように明確に提示した上で、そのことを極限まで細分化していく。
そういう、個人レベルから国家、地球規模にいたる智恵であると、解釈してます。
そのことを永年途切れなく執り行っていただいている、そのような祭事に参列できて感無量です。
そして、大祓の式に忘れてはならない、大事な大事な祓戸の四神様。いつも参拝の最初と最後にご挨拶する四神の絶大なるお力に日々感謝申し上げ、この世界の生きとし生ける全てが神として出現しなおされるのが祭事の意味であったとの感慨を胸に心機一転、7月を迎えさせていただきます。
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