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花見

C9E0F9C9-7728-4F3D-AC11-8422B2817CF2今年は桜の時季に、桜を楽しめたと思います。わたしも地元の三輪などで、投票日の小学校で、大神神社のご神域内の桜スポットでじっくり愛でる時間が持てました。
サクラ、と聞いていつも田の神様を思い出します。サというのは、田の神様のことだそうです。田植え前の時期に田の神様が田んぼに降りてこられる「サオリ」、収穫後に田の神が帰られる「サノボリ」。直会などともなう日本各地で古来、行われてきた民間行事です。
そしてサクラとは、田の神様がいらっしゃる場という意味だそうです。
五穀を植える前の時期に神様が来られるのは、来るべき豊作をお祝いする「予祝」のため。
今年の来るべき豊作を、あらかじめ「めでたい」との神様のご意思表示が、桜の見事な開花というわけです。45B3CADC-59C0-4B79-8CEC-379842EE45B0
花見というのは、神様と一緒になって、あるいは神様の一員として将来の繁栄をお祝いする行事と言えます。
だから、ちょっとめんどくさい感じがしないでもない、会社の人たちとの花見宴会も社業発展に向けたアクションという意味があるわけですね。
ということは、デイサービスなどの施設や敬老会などご集団でお年寄りが花見に行かれることがあると思いますが、これは若い世代、これからの国土の発展を「めでたい」とあらかじめお祝いされる、とても縁起の良いアクションということです。
F3EE28F3-555A-4C25-8546-AAB020AAA7B8春の花見は五穀豊穣やあらゆる活動が発展する前祝い、秋の紅葉狩りは収穫、成果のお祝い。
ご年配には、ただ開花を笑顔で愛でていただくだけの、その行為がそのような大事なお役を担われていることも生きがいと感じて楽しんでいただければ、みんな幸せかと思います。

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