本宅の納屋と離れを解体するにあたり、久々にモノの整理をしました。
今は亡き義母の着物、お嫁入りのときのか、年配になってからのよそ行きだったかわかりませんが、義母本人だけでなく、身内の思い出の服だったりするでしょうから、リサイクルに出すのは申し訳ないと思いました。
そこで、お店にお願いして洋服化していただこうと思っています。
お裁縫が苦手な私にとって、着物のリメイクは憧れではあっても、なかなかにハードルが高かったのですが、今は身近にお願いできるお店も見つかり、ちょっとロングスパンで、義母の着物を順番に洋服化、小物化する計画です。
それで、自作の廃油石鹸で洗い、天日干し。
以前に別のお店で古布を加工していただいた時、洗わず干さずそのままお店に渡したら、痒くなられたとのことでしたので、古着を加工に出す場合は、必ず洗って、しばらく天日で虫干しせてからと思ってます。
よく、運気を上げるにはモノを捨てることが定石のように言われます。
確かに最小限のものでシンプルに暮らすことは幸運につながることはその通りだろうと思います。
けれど、自分の目の前から無くなればすっきり、という発想はモッタイナイ文化の礎がある日本人としては疑問です。
モノを循環させる。巡らせる。活かす。
そのための修繕技術だったり、別のものに変える技術だったり、そういうものに高い価値がある、という文化をよみがえらせたいものです。
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